久しぶりに出たテニスの試合で感じたあれこれ。

先日、2か月ぶりにJTAの試合に出場しました。今回はその試合を通して感じたことを記事としてまとめてみました。

試合に出ることの重要性。

試合にはしばらく出場していましたが、テニス、トレーニングとそれぞれ週4日ペースでは継続していました。シングルスも含め、自分の練習はほとんどしていなかったため不安はありましたが、トレーニングはしていたので大丈夫だろうと思っていました。

しかし実際に試合をしてみて感じました。テニスを含めトレーニングをいくらしていても試合では身体への負担が全く違うということを。

よく、練習と本番は違う!という言葉を耳にしますが正にその通りでした。やはり試合では多くの気づきや学びを得ることができると改めて実感しました。

本番での緊張感は大きい。

テニスでは試合勘試合慣れという言葉があります。試合に出たことがある人は共感してもらえると思いますが、試合に始めて出た時の緊張感といったらなんとも形容し難いものがあります。

いつもできているはずの プレイが緊張によって思ったようにできない。試合ではよくあります。ラケットが振れなかったり、思ったように足が動かず上手く打点に入れない。試合経験が少ない人ほど緊張に陥りそうなってしまうのではないでしょうか。

定期的に試合に出ていると、そういった緊張感は緩和されていきます。今回の試合でいえば自分自身では緊張感はあまり感じていませんでした。では何が問題だったのか?

それは、「 集中力 」です!

集中力による負荷が増す!?

集中力によってパフォーマンスは大きく変化します。練習でいえばどれだけ高い集中力をもって取り組むかによって練習の質が変わります。高い集中力を維持してプレイすることが出来れば短時間でも高い効果を得る練習が可能になります。

試合では当然ながら集中してプレイします。その結果、今回の試合では想像以上に早い段階で疲労が身体に出てしまい、思ったようなプレイが出来なくなってしまいました。

ちなみに試合結果は4-6.5-7で敗戦。 1Rを勝っていれば次はプロ選手と試合が出来ただけに非常に残念な結果となってしまいました。

試合結果(JTAより引用

2ndセット5-2リードから逆転されてしまうという情けない展開で反省しております。技術面での改善点はまだまだ山積みではありますが、まずは高い集中力を必要とする試合で、疲労を感じずに乗り切れるだけの身体の強さが必要だなと実感しました。

テニスで必要な筋力はテニスでつける!

今回の試合ではテニスで必要な筋肉はやはりテニスでつける必要があるなと思いました。しかしながらジュニアや学生とは異なり、仕事などで時間に制限がある社会人であればなかなかまとまった練習時間を確保するのも難しいのが現実です。

そう考えると、最も効率的な方法は積極的に試合に出場し、高い集中力、緊張感が必要される試合を通して身体や技術を鍛えていくのが一番かなと思います。

\近くのテニスコーチが見つかります♪/
\気になる人は↓↓↓をクリック!/

試合後にアドバイスを貰うのも忘れずに。

効率的な上達を実現するためにも試合後には相手にアドバイスを貰いましょう。自分では思いもよらなかった弱点や改善点は指摘してもらえることがあるので、相手からのフィードバックは上達への近道になります。

ちなみに私は今回の試合でスピンサーブにもっと球威があればという点を指摘されました。前回の試合の反省を踏まえて、サーブの際にしっかりとラケットを振ろうという意識は持っていたのですが、回転を強く意識するあまりボールにしっかりと体重を乗せ切れていなかったという点は、相手からの指摘で気づくことが出来ました。

ちなみに今回私が出た試合は東京都マンスリーオープンin京王の2月大会でJ1-1グレードのトーナメントでした。

今回の試合の上位選手。JTAより引用

二桁ランクの上位シードは全日本選手権の予選に出場するようなレベルの選手たちですね。後で気づきましたが私は9番目でシードを逃してましたね。JTAの試合に出ていると感じますが、200位以下のランキングはあまり当てにならないのが現実ですが。

試合は上達への特効薬。

今回は久しぶりの試合で、相手よりも自分と戦っていたような感覚が強かったのですが、試合を通して必要なことをいろいろと再認識できたという意味では収穫が多かったです。

あまりにも自分の競技レベルとかけ離れた相手との試合になるとなかなか収穫が見つけられないこともありますが、ほとんどの場合は試合に出ることで自分の課題や強みが明確になるはずです。

少しでも早く上達していきたいという方は積極的に試合出てみて下さい。