グリップテープでテニスのフィーリングは大きく変わる!

テニスの上達には技術的な練習が最も大事なことは言うまでもありませんが、テニスラケットを含めたテニス用具を変えるだけでもテニスのフィーリングは大きく変わり、思い通りのプレイができるようになるケースもあります。テニス用具にはストリングやシューズなどさまざまなものがありますが、今回はグリップテープに焦点を当てた記事を書いてみました。

テニスのグリップテープとは。

プレイ中にテニスラケットを握る部分に巻くテープをグリップテープと言います。プレイ中にラケットをスイングした時にテニスラケットがすっぽ抜けない滑り止めのような効果が得られます。その他にも、ボールを打った際に手に伝わる衝撃を和らげる効果もあります。

テニスはインパクト時にラケットから手へと伝わるボールの感触が非常に大切になります。グリップテープは消耗が早いことからついつい安いものを選びがちになりますが、プレイへの影響も大きいので、さまざまなグリップを試しながら自分に合ったものを見つけることが重要です。自分に合ったグリップテープを見つけることができればテニスのフィーリングは大幅に良くなり、テニスの上達にも繋がります。

グリップテープの種類。

テニスのグリップテープには非常に多くの種類があります。グリップテープの種類やその特徴について簡単にまとめていきます。まずグリップテープは大きな括りで「リプレイスメントグリップ」「オーバーグリップ」の2種類に分かれます。

リプレイスメントグリップ

リプレイスメントグリップはテニス愛好家の間では一般的に「元グリップ」と呼ばれ、テニスラケット購入時に元々巻かれているグリップテープのことです。テニスラケットに直接巻き付けているグリップのため、購入したラケットのグリップサイズでそのまま利用することができるというメリットがあります。

リプレイスメントグリップの難点は1本あたりの価格が高いところです。1本当たり1000円以上するため、リプレイスメントグリップでプレイしていると金銭的な負担が大きくなります。そのため、多くのプレイヤーはリプレイスメントグリップの上にさらに1枚グリップを巻いた状態でプレイするのが一般的です。

オーバーグリップ

リプレイスメントグリップの上に巻いていくのがオーバーグリップ

リプレイスメントグリップの上に巻くのがオーバーグリップです。リプレイスメントグリップに比べて価格が安く、テニスショップなどでも非常に多くの種類が販売されています。一般のテニス愛好家は特別なこだわりがない限り、オーバーグリップの中から自分に合うグリップテープを見つけて使用するのがおすすめです。

素材や形状によりグリップテープの機能性に違いが出る。

テニスのグリップテープの機能性は素材や形状によって使い心地が大きく変化します。素材や形状について細かく分類していくとキリがないので、今回は大まかな分類とその特徴を解説していきます。

ドライタイプ

手に汗をかきやすい人におすすめなのがドライタイプのグリップテープです。特に夏場など汗のかきやすい時期は汗でグリップがびちょびちょに濡れてテニスラケットがすっぽ抜けてしまうとか、テニスボールを打つ際のフィーリングが悪くなるという方はドライタイプのグリップを試してみてください。もしも、ドライタイプを利用しても汗が気になるという方はリストバンドや滑り止めの粉を使用するという方法もあります。

ウェットタイプ

多くのテニスプレイヤーが利用しているグリップテープがウェットタイプです。ボールを打った際に少し柔らかい打球感や手のひらにしっとりとしたグリップ感が欲しい人はウェットタイプのグリップテープを利用するのがおすすめです。特別な表記のないグリップテープはほとんどがウェットタイプだと考えてください。

レザーグリップ

レザーグリップは主にリプレイスメントグリップとして使用されています。値段は少し高くなりますが、ボールを打った感覚が他のグリップを使用した時に比べてダイレクトに手に伝わると言われており、その打感がクセになりレザーグリップ以外の使用は考えられないというプレイヤーもいるほどです。

良くも悪くもクセのあるグリップテープですが、色々なグリップを試していながらなかなかこれといったものが見つからないという方は一度試してみるといいかもしれません。

メーカーごとにグリップテープに違いはあるのか?

お店では写真のようにグリップテープのサンプルを用意している場合もある。

テニスのグリップテープは多くのテニスメーカー・ブランドが販売しているため、非常に多くの種類があり、ウェットタイプのグリップと一口に言ってもメーカーごとに微妙にその使用感に違いがあります。また価格もメーカーによってバラバラで初心者は何を基準に購入していいのか迷うはずです。個人的にいろいろと試した感想では、グリップテープの耐久性や機能性はテニスシューズと同じように価格に比例するイメージがあります。

テニスウェアであれば、価格にはブランド料が含まれている印象がありますが、グリップテープはデザインで差が着くような商品でないので特別な理由がない限りは安いものではなく、まずはウィルソンやヨネックスなど有名なメーカーを選ぶのが無難です。

グリップテープを変えるタイミングは?

写真のような状態まで使うのはおすすめしません。

ストリングの張り替えと同様にグリップテープを変えるタイミングも人それぞれです。テニスの頻度が高ければ当然グリップテープを変える頻度も高くなります。私自身の話をするとストリングの張り替えタイミングでグリップテープも交換するので平均すると約2週間に1回程度になります。

ストリングに比べてグリップテープだけの交換であれば金銭的な負担は少ないはずです。週1程度のプレイヤーでも1月くらいで交換しても良いのかなとは思います。上記の写真のようにグリップが破れたり、ボロボロになるまで使うのは流石に使いすぎなので、グリップは自分なりに交換のタイミングを決めると良いでしょう。

グリップテープは人によって合う合わないが大きく変わる!

テニスのグリップテープにも売れ筋はありますが、テニスラケットと同じように全ての人に合う万能なグリップテープはありません。結局はいろいろと試しながら自分に合うものを見つけるの基本です。

たかがグリップテープと考えている人もいるかもしれませんが、いろいろとグリップテープを試したことがないという方は1度試しに他のグリップテープを使ってみてはいかがでしょうか。もしもグリップテープの違いを感じとることができれば、自分に最適なグリップテープを見つけたときに、テニスのフィーリングは大幅に改善されるはずです。みなさんもグリップテープにこだわりを持ってみてはいかがでしょうか。