テニス上級者への道~ツイストサーブマスターのための動画解説

キックサーブ 出典:Pinterest

試合に勝つためには強くて確実に入るサーブが大事なのは間違いないことですよね。

特に中級者以上のレベルになると、弱いサーブを入れてもそのまま強く打ち返されてしまってせっかくのサービスゲームが台無しに・・・

今回は、そういったサーブにちょっと自信が持てなくてお悩みの中級レベルの方に、ツイストサーブを紹介します。

ツイストサーブをマスターすれば、サービスゲームをかなり優位に進められること間違いなし!上級者の仲間入りはすぐそこです。

ツイストサーブってどんなサーブ?~名テニスプレーヤーに学ぼう~

ツイストサーブってどんなサーブが知っていますか?

プロ選手の動画を見ながらイメージを膨らませていきましょう。強烈なツイストサーブの使い手といえば、フェデラーです。

プロのプレーヤーのツイストサーブ

フェデラーのツイストサーブは、国際大会に出場する一流選手たちが触ることもできなかったり、大きく態勢を崩されたり・・・まさに強烈なサーブです。こちらの動画でも、相手選手がかなり苦しい体勢で食らいつこうとしていますが、ボールに届いていないですね。

しかも、フェデラーはセカンドサーブでこんな強烈なサーブを打っています。ツイストサーブは確実性の高さも大きな魅力なんです。つい弱気になってしまうセカンドサーブにこんな必殺技があれば、ゲームがだいぶ有利になりそうですよね。

あの有名マンガでも⁉

ツイストサーブ
https://jirogin.com/2018/04/01/tennismatome1/

多くのテニスファンを生んだ人気マンガ「テニスの王子様」でも、ツイストサーブは登場しています。

(本当のツイストサーブよりは少し派手ですが)。

非現実的な必殺技がたくさん登場する「テニスの王子様」の中で、なんと最初に登場する技がツイストサーブなんですね。人気キャラクターと同じ技を繰り出す、なんてテンション上がりますよね。

ツイストサーブにはどんな強みがあるの?

ツイストサーブの威力がありそうなことは映像からイメージしていただけたのではないかと思います。

では、ツイストサーブの強さの秘密はどういうところにあるのでしょうか?

ツイストサーブの特徴

ツイストサーブの軌道の特徴は、高いところから落ちてきてバウンド後に勢いよく大きく弾み、強い縦回転が掛かっていることです。

相手選手から見ると、バックハンド側に高く勢いよく跳ねるようにバウンドするためどうしても腕が伸び切った状態になってしまって強いボールが返しにくいサーブです。

しかも、ボールを高く打ってバック回転で落とせるので、きわどい部分を狙わなくても入りやすいので、セカンドサーブでも強く狙えるという利点があります。

ツイストサーブとキックサーブの違いとは?

ツイストサーブとキックサーブは、「名前が違うだけでほとんど同じサーブだ」という考え方と「そもそも二つは全くの別物」という考え方が真っ二つに分かれています。

最近は、「同じもの」とする方が多数派ですので、当サイトでもそちらのスタンスに立って解説しています。

別のものだとする立場では、ツイストサーブは打ち方こそ似ているものの、低い打点のスライス系のサーブという全く別の軌道のサーブとなっています。

ツイストサーブの打ち方【実践編】

最後に実践編としてツイストサーブの打ち方についてです。

ツイストサーブの打ち方についても動画をご覧いただくとわかりやすいと思います。

2つ大事なポイントがありますね。

  1. ボールを体よりもやや後方に高くトスすること
  2. 打つときには腕を左から右にワイパーするように(この時体が開かないように注意。左手の位置もポイント)

ボールの軌道を見ると、まさにツイストサーブの特徴って感じで、高いところから落ちて勢いよく跳ねているのが確認できますね。

もう一つ動画を紹介します。姿勢や打点は最初の動画と少し異なりますが、やはり顔の上で腕を真横に振るようにして鋭い回転をかけていますね。ボールの左側をこすることを意識することが重要なんですね。

膝や全身のバネを使って、思い切り相手コートに打ち込むイメージで腕を振り下ろしてください!

まとめ

相手からのレシーブをまともに受けない強烈なサーブをマスターすれば、サービスゲームをかなり優位に進められます。ツイストサーブは確実性も高いので、セカンドサーブでも積極的に使っていけます。

フェデラーやデルポトロなどプロのプレーヤーも使用しているサーブなので、マスターできればテンションも上がりますよね。 初心者の方やなかなかイメージがなかなかつかみにくい方は、通常のスピンサーブはマスターされていますか?もし、まだであれば先にスピンサーブをマスターしてから、段階的にステップアップしていきましょう。