テニスコート外での練習と素振りの重要性。

テニスを定期的にプレイしている多くの人が少しでも上手くなりたいと上達を願っているはずです。今回はそんな方々に向けて、効率的な上達を促すコート外での取り組みについてお話しいたします。

なかなか上達しないのはなぜか?

テニスは複数の動作を高い精度で同時に実行しなければいけないため、他のスポーツに比べ上達するのが難しいと言われています。

ゴルフのように止まっているボールを打つスポーツでさえ難しいわけですから、ラリーで動きながら、様々な回転のかかったボールを返球していくのが難しいのは当然です。

本来であれば、手出しでのボール打ち→ラケット出し→ショートラリー→ロングラリーと順を追って練習していくの方が上達には効果的です。

しかしながら、テニススクールなどでは一人一人のレベルに合わせ、ゆっくりと時間をかけてレッスンをしていくわけにはいきません。基礎がしっかりと固まっていない状態で、応用的な技術を身に付けるのは運動神経が良い人でもかなり難しいはずです。

理想的な練習環境がある人は滅多にいない。

自分の技術習熟度に合わせて、時間をかけてしっかりと丁寧に基礎から教えてもらえるような練習環境がある人はまずいません。

都市部であれば空きコートの確保が難しく、地方であればコートの確保は比較的に簡単にできても、一緒に練習してくれる相手やコーチを見つけるのが難しくなります。

スクールに通ってテニスをしているのであれば、相手とコーチに関しての心配はありませんが、限られたレッスン時間の中では十分な練習量の確保は難しくなります。

効率的な上達を目指すにはコート外での取り組みが不可欠。

人によって程度の差はありますが、おそらくコート上でボールを打ちながら練習できる時間は限られているはずです。

スクールで週一回レッスンを受けている人であれば約90分ほどだと思いますが、その時間は他のレッスン生も同様にボールを打っているわけですから、中々レッスンだけで上達度合いに差は出てきません。

如何にしてレッスン以外の時間でテニスの上達につながるような取り組みを実施できるかが上達の鍵を握ります。

コート外で実践できる練習とは?

一般的にコート以外での練習と言って思い浮かべるのはランニングダッシュ、筋力トレーニング、ストレッチなどのフィジカルを鍛えるような練習をイメージする人が多いのではないでしょうか。

コート外の練習と言えば筋トレ。

もちろん、フィジカル的なトレーニングを実践できるのであれば実践したほうが良いのですが、こういったトレーニングを辛抱強く継続して実践できる人は意外と少ないのが現実です。

フィジカルトレーニング以外で、コート外で簡単且つ手軽に実践できる効率的な練習方法としてオススメなのが素振りです。

では、素振りによる練習にどのような効果が期待できるのかを説明してきます。

素振りの効果とその練習法。

ほとんどの人はラリーの最中に自分がどのようなフォームでボールを打っているかを細かく意識する余裕はないはずです。言い換えれば、たいていの人はボールを返球することに必死で、不自然なフォームでボールを打っています。

そして、それが続くことで知らず知らずのうちに変な癖のフォームを身体が覚えてしまい、上達を妨げる原因になっています。

素振りで正しいフォームを身に付ける。

それを防ぐ効果が素振りにはあります。素振りを通して正しいフォームをまず身に付けてください。そうするとラリー中でも無意識のうちに素振りで練習したフォームでボールを打てるようになり、ミスが減っていくはずです。

素振りをより効率的にする方法。

素振り=ただ単純にラケットを振ればいいと思っている人もいますが、ここでは素振りによる練習の質を上げていく方法意識について説明していきます。

プロの真似をする。

まずは素振りをするにあたって、正しいフォームを意識する必要があります。YouTubeなどの動画やテニス雑誌、ネットなどで選手の打つ瞬間が撮影された連続写真などを参考に、プロ選手のフォームを真似することから始めて下さい。

テニスは上手い人ほどフォームに変な癖がなく、似たような打ち方をします。これは上手い人ほど無駄な動きが削ぎ落され、効率的な身体の使い方をするからです。

最初からプロのような理想的な打ち方を真似する意識で素振りをしていくと上達は早くなります。

鏡や動画を使ってフォームを確認する。

プロの真似をして素振りをして練習をする際に、可能であれば鏡などに自分の姿を映したり、動画で自分のことを撮影したりすることをおすすめします。

テニスをしている人はみな、プロ選手のようなフォームを頭の中ではイメージしながら打っているはずです。しかし実際のフォームを映像などで確認すると全くイメージ通りの動きが出来ていないということがよくあります。

自分のイメージ通りに身体の動かすのは思っている以上に難しいのです。だからこそ、自分の動きが実際のお手本とどの程度ズレがあるのかを確認しながら素振りをすることで、崩れていたフォームを徐々に修正していくとこで、正しい打ち方を身に付けてください。

最初は面倒だったり、自分の汚いフォームを見るのが嫌になるかもしれません。しかしフォームが改善されることでミスが驚くほど減っていきます。

実際のラリーを想定した素振りをする。

素振りを通して、基本的なフォームが固まってきたら今度は左右に走らされて打つ時など、体勢が少し崩された状態でプロがどのようにボールを打っているかを意識して素振りをしてみて下さい。

動かされて打つ場合も想定して素振りをする。

左右に振られた時の脚のスタンスはどの程度広げているのか、頭の位置はどうなのか、フォロースルーの方向面の向き打点の高さなどなど、細かい部分を意識することで、より実践的な練習として素振りを実施することが可能になります。

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オフコート→オンコート練習へ!

コート外で上記のような質の高い素振り練習を積み重ね、オンコートで実践してみる。そして出来なかった部分をまた素振りで身体に覚え込ませていく。これを繰り返すことで必ず今までよりも効率的に上達していくはずです。

たかが素振りと侮らずに、どういった目的で素振りをするのかを明確にして素振りをしてみて下さい。面倒かもしれませんが、私の経験では面倒なことを地道にコツコツと積み重ねている人ほど上手くなっていきます。

気になった方はぜひ今回ご紹介した方法を実践してみて下さい。