テニスに打ちっぱなしのような1人練習はあるのか?

出典:Twitterより

テニスは1人で技術的な練習するのが難しいスポーツです。ゴルフであれば打ちっぱなしのように1人でも十分に練習できるような環境が整備されていますが、テニスではゴルフのような打ちっぱなし練習はあるのしょうか。1人でできるテニスの練習を含めていろいろと記事にまとめました。

テニスの特異性。

同じ個人競技でもゴルフは対人スポーツではなく、止まったボールを打つことが基本となるため、1人での練習が基本になります。しかしテニスの場合は対戦相手の打った動いているボールを打つ必要があるため、1人で練習するのが難しいという問題があります。

素振りなどの基礎的な技術練習や、筋力やスタミナを強化するようなフィジカルトレーニングであれば1人での個人練習も可能ですが、どれだけ強靭なフィジカルを得ても、技術が追い付いてこなければ宝の持ち腐れです。では具体的に1人でも実践可能なテニスの練習にはどのようなものがあるのでしょうか。

1人でも可能なテニスの練習は?

練習メニューは限られますが、少しでも早くテニスが上達したいという人に1人でも実践できるテニスの技術練習を紹介していきます。

素振り。

素振りは最も基礎的な個人練習。

テニスの基礎・土台を作り上げるのが素振りです。実際にボールを打つことはもちろん大事ですが、初心者が動くボールを適切な打点に入り、正しいフォームで打つのは簡単なことではありません。

必要以上に素振り練習に時間を割く必要はありませんが、テニス歴が浅い人ほど素振りを繰り返し実践してください。素振りを通して正しいフォームを身体に覚え込ませることで、テニスの上達は間違いなく早くなります

素振りをするときのポイントですが、素振りする姿を鏡に映したり、動画で撮影したりするなどして、自分のスイングを確認してください。客観的に自分のフォームをチェックし、プロの打ち方を比較して、異なる点を修正していく事で正しい打ち方を覚えることができます。

壁打ち。

家の近くに壁打ちがあると非常に便利です。

場所さえあれば、手軽に取り組めるのが壁打ち練習です。壁打ちではテニスコート上でのプレイと異なり、ネットミスを気にする必要はありません。壁に当たったボールは必ず返ってくるため、打球数が多くなり、効率的な練習できます

壁打ちにはデメリットもあります。ボールコントロールが定まらないと、壁に当たって跳ね返るボールが左右に大きくズレて壁打ちが上手く続けられません。ゴルフ初心者でも可能な打ちっぱなし練習とは異なり、テニスの壁打ちにある程度の技術が要求されます

壁打ちを続けるコツを打点を意識することです。打点がズレると打球したボールは真っすぐ飛んでいきません。壁打ちが上手く続けられない人は打点を意識して練習してみてください。

テニスナビでは壁打ち可能な場所を検索可能。

テニスナビの検索機能を使うことで、壁打ちが可能な公園やテニスコートを簡単に検索することができます。

オートテニス。

ゴルフの打ちっぱなしに近いオートテニス。
引用:Twitterより

テニススクールなど利用できる施設は限られていますが、オートテニスは1人でも可能な技術練習として非常に便利です。一定の場所に一定のスピードのボールが飛んでくるので、フォームやボールの回転を確認しながら練習することが可能です。

一般的に新しいショットを身に付けるには1万球の練習が必要だと言われていますが、練習相手を見つける必要もないオートテニスは、新しいショットを身に付けるには最適です。

テニスナビではオートテニスの検索も可能。

壁打ち同様、オートテニスが利用できる場所もテニスナビで見つけることが可能です。

オートテニスの料金は施設によって異なります。5分70~80球で500円程度が一般的なようです。1万球分もオートテニスを利用するとなると、なかなかの大金が必要になります。

個人用の球出し機もあり。
引用:スリンガーバック公式サイトより

オートテニスをたくさん利用したいという方は球出し用の機器を購入するのも一つの方法です。1人練習用の球出し機「スリンガーバッグ」という商品が現在販売されています。

ボールは1回当たり最大144球セットすることができボールスピードなども調整できます。なかなか練習相手が見つけられないという人でも、自分の都合で打ちっぱなし練習が可能になります。生活圏にオートテニスがないという方は購入を検討してみてはいかがでしょうか。

その他の球出し機についてはこちら「【テニス上達の友】球出し機は必要?活用方法や種類を解説!」のリンクをご参照ください。

サーブの打ちっぱなし。

サーブの打ちっぱなし練習は意識的に取り組むべき。

サーブの打ちっぱなしは積極的に練習しておくべきです。練習相手が見つからない人はサーブ練習が自然と多くなりますが、スクールやサークルなどで定期的にテニスをしている人は、どうしてもサーブ練習の時間が少なくなりがちです。

サービスは相手から邪魔されることなく自分のリズムで打てる唯一のショットです。試合ではサービスゲームのキープ率が勝率に大きく影響しますが、試合慣れしていないとサーブの重要性はなかなか認識できません。

練習相手を見つけらなくてもコートは用意できるという人は、定期的にサーブの打ちっぱなし練習を取り入れることをおすすめします。

お金を気にしないならプライベートレッスン。

1人での技術練習にはどうしても限界があります。金銭的な余裕があるのであればプライベートレッスンを依頼することで、自分よりも上手い人を相手に生きたボールを数多く打つ練習ができます

技術的な改善以外にもプライベートレッスンはコーチを相手にボールを打つ数を増やすことで、ショットの感覚を掴んだり、ラリーが連続したときのスタミナ強化を図ることができるなど、スクールよりもはるかに質の高い練習ができます

ある程度上達すれば試合に出る。

試合は最高の練習になる。

テニスのショットを一通り習得したら、積極的に試合に出るべきです。個人でいくら練習しても緊張感のある試合で練習したプレイを再現できなければ意味がありません。

例えばサーブはいくら打ちっぱなしで練習を積み重ねても、試合の重要なポイントで緊張からダブルフォルトしてしまう人はたくさんいます。試合は緊張しますが、練習よりも高い集中力をもってプレイすることになるため、上達のための最高の場と言えます

限られた条件で練習の質を高める!

学生で部活やサークルに所属していれば練習相手に困ることはまずありませんが、社会人になるとなかなか思ったように相手を見つけられず、テニス上達のためには1人でいろいろと工夫して練習していく必要があります。

時間や場所、お金などいろいろな制約がある中でテニスの上達を目指すのは大変です。しかしながら、いろいろと条件や制約があることによって練習の意味や効率を意識してテニスに取り組むようになり、逆に効率的に上達していく人もいます。

テニス環境は人それぞれですが、本気で上達したいという気持ちがあれば必ずテニスは上達することができます。今回の記事で紹介した情報を参考にし、上達をを諦めずにテニスの練習に取り組んでもらえればなによりです。