アマチュアでも参加できるテニスのマスターズ大会とは!

出典:ワールドマスターズゲームズより

テニスでマスターズと言えば、ATPツアーのマスターズ1000を思い浮かべる人が多いはずです。しかしながら、実はテニスにはATPツアー以外のマスターズが存在します。今回は意外と知られていないその他のテニスマスターズを紹介していきます。

マスターズはテニスのATPツアーだけではない!

テニス愛好家にマスターズと言えばと質問したら、上記写真のように男子テニスのATPツアー大会であるマスターズ1000を思い浮かべるはずです。テニスの名人・達人が集まるという大会という意味でマスターズという名称が使用されていますが、「master」には師という意味があるように、歳を重ねた人だけが出場できるマスターズ大会がテニスにはあります。

もう1つのマスターズ大会

引用:日本スポーツ協会より

ATPツアー以外に存在するテニスのもう1つのマスターズは30歳以上を対象にしたテニス大会のことです。テニスに限った大会ではないのですが、シニア世代を対象にした日本唯一の総合スポーツ大会として「 日本スポーツマスターズ 」というイベントが2001年から毎年日本では開催されています。

日本スポーツマスターズ

2021年日本スポーツマスターズのテニス競技出場条件
引用:日本スポーツ協会より

日本スポーツマスターズを始めて知ったという人もいるかと思いますが、「 国民体育大会(国体) 」と何か違うの?と疑問を抱いた人もいるはずです。

スポーツマスターズと国体の大きな違いは出場種目の年齢が細かく分けられているかどうかです。国体の場合は少年の部(18歳未満)と成人の部(18歳以上)の2つにしか分かれておりません。一方、スポーツマスターズは競技種目にもよりますが、出場可能な年齢が高く設定されていたり、5歳区切りでエントリー種目を分けていたりします。

スポーツは年齢によってパフォーマンスに大きな差が出ますから、国体のように18歳以上を全て一括りにしてしまうと年配の選手が勝つのは難しくなってしまいます。事実、多くの人が参加する市民大会のような草トーも年齢別でエントリーを分けている大会は少なく、年を重ねるほど勝つことが難しくなり、出場へのモチベーションを保つのに苦労するという問題がありました。

スポーツマスターズであれば年齢によるハンディが少なくなるため、年を重ねても勝利を目指して大会に出場することができるというメリットがあります。

世界と交流できるマスターズにあなたも出れる!?

日本スポーツマスターズ以外にもアマチュアのテニスプレイヤーが出場できるマスターズ大会があります。それが「 World Masters Games(ワールドマスターズゲームズ )」です。

オリンピックと同じように4年ごとに異なる場所で開催され、単純な競技力を競うだけではなく、世界中から集まったさまざまな人とスポーツを通して交流するのがワールドマスターズゲームズです。スポーツをエンジョイすることにフォーカスしており、世界最大の生涯スポーツの総合競技大会です。

ワールドマスターズゲームズは全35競技59種目が実施され、概ね30歳以上を対象に世界各国から5万人近くのスポーツ愛好家が集まるビッグイベントです。開催競技の1つとしてテニスも実施され、エントリーさえすれば誰でも競技に参加することができます。

そして、このワールドマスターズゲームズが2021年に日本の関西で開催されることが決まっていました。コロナの影響で2021年の開催が延期され、現在は2022年に開催予定となっています。テニス競技の参加者募集は既に締め切られていますが、ソフトテニスを含めた一部の競技は現在もエントリーを受け付けているようです。もしも興味がある方は下記のリンクより参加エントリーをしてみてはいかがでしょうか。

ワールドマスターズゲームズの魅力

ワールドゲームズマスターズには純粋にスポーツをプレイする以外の楽しみ方、魅力があります。大会の公式動画でも触れられていますが、大会の楽しみ方、魅力を紹介していきます。

スポーツツーリズム

4年ごとに開催地が変わるワールドマスターズゲームズは競技だけでなく、現地の観光スポットも同時に楽しむことができるスポーツツーリズムという楽しみ方があります。大会参加者に取ったアンケートでは、70%を超える人が競技だけでなく開催地の観光を楽しみにしていると回答したそうです。

一流選手やプロ選手と一緒にプレイができる

大会アンバサダーには各競技のトップ選手が名を連ねている。
引用:ワールドマスターズゲームズより

ワールドマスターズゲームズには現役のオリンピアンや元プロ選手も参加します。大会に出場すれば憧れのトップ選手のプレイを体感する機会に恵まれるかもしれません。例えばテニスでは、大会のアンバサダーに元プロテニス選手の浅越しのぶさんが選ばれていますから、関西大会に出場する方は一緒にプレイするチャンスがあるかもしれません。

競技レベルに関係なく参加できる

テニスの草トーはレベル別に開催されているものもありますが、初級レベルで募集していても実際に参加してみると全然初級レベルではなかったなんて話もよくあります。一方、ワールドマスターズゲームズは生涯スポーツとして純粋にスポーツの楽しむことにフォーカスして開催されているので、レベル別でのエントリーも可能です。初めて大会に出場するという方も参加しやすい大会といえます。

また、参加者としてだけでなく、大会運営のボランティアとしてワールドマスターズゲームズに参加する方法もあります。運動自体は苦手だけど、大会自体に興味があるという方はボランティアとして参加を検討してみてはいかがでしょうか。

あなたもテニスでマスターズを目指してみては?

男子テニスのATPツアーマスターズ1000はアマチュアのテニスプレイヤーにとっては縁遠いものですが、日本スポーツマスターズやワールドマスターズゲームズであればアマチュアでも出場を目指すことができます。もし実際に出場することができれば「テニスでマスターズに出た!」とテニス仲間に自慢することができるかもしれません。

日本スポーツマスターズやワールドマスターズゲームズは参加するだけで大きな経験や思い出になるはずです。レベルや年齢を問わずテニス大会に興味があるという方はマスターズの出場を目指してみてはいかがでしょうか。