テニス日より [ふりかえれば]

テニスボールとラケット

ふりかえってみると、高校の時は休み時間に遊びでする程度で、さほど興味はありませんでした。 テニスのきっかけは子供が生まれて体重が増えてしまったことからでした。
地域の広報に公共テニスコートのスクール生の募集があり、たまたま目にとまりました。ちょっとやってみようかなと、まずは一期だけお試し、まったくの初心者。そこで気の合うイケメンコーチと出会い、一期だけが続けることになりました。(笑) 縁なんてそんなもんですね。

サーブはまったく入らず、ラケットの真ん中にボールを当てるのも大変といった状態でした。 もともと負けず嫌いな性格でしたので、それでもやめようとは思いませんでした。できないと逆に燃えるんですよね。そうこうしているうちに何年ぐらいかあまり覚えていませんが、チーフコーチにもう少し頑張ったらサブになれると言われて嬉しかったのを覚えています。 親に子供を見てもらいながら、かなりテニスをしていました。孫といられるのを喜んでいましたから、おばあちゃん孝行だったかなと思います。(そう思いたいということかも)
若い時はかなりガンガンやりたい方で、ロブが続くと、いらっとしていましたね。
子供が少し大きくなった頃には、昼は仕事で夜テニスみたいな時期もありました。 私にとってテニスはストレス解消の場になっていました。 仕事もテニスも目いっぱいの日々を過ごしていました。昼間1日中立って仕事をした後で疲れていたのでしょう。テニススクールが終わる最後のサーブレシーブで、ブシッっとアキレス腱が切れました。コーチにおんぶで救急車で病院へ、テニスも仕事も休むことになりました。手術後2週間入院、コルセットをして自宅へ。その後リハビリ入院2週間、こわくてなかなか力をいれることができませんでした。

テニスで養われたバランス力、筋力、瞬発力は間違いなくアップしていたでしょう。松葉づえにもすぐになれることができました。しばらくの入院で左右の足の太さはかなり差ができました。苦い思い出ですが、今は懐かしく活き活きとしたその頃が羨ましく思えます。結婚後から現在までテニスは長い良き友です。

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