【心に残るプレイの数々】テニス界に語り継がれる名選手をご紹介!

出典:International Tennis Hall of Fame

最近では、大坂なおみや錦織圭などの活躍もあって日本でもテニス人気が高まっていますよね。

そんなテニス界には、今までに数々の名選手が生まれています。

そこで今回は、私たちの心に残るテニス界に語り継がれる名選手を紹介します。超一流の選手のプレイを知ってテニスを楽しみましょう。

テニス界に語り継がれる名選手を紹介

テニス界にはたくさんの名選手がいることを知っていますか?

現役選手&歴代選手から特にいい成績を残している選手を紹介します。

キックサーブと正確なショットが代名詞ロジャー・フェデラー

まずは、現役選手であり歴代最高選手の呼び声も高いロジャー・フェデラーを紹介します。

フェデラーはなんといっても成績がすごいです。フェデラーの主な成績は以下の通りです。

  • 世界ランキング1位通算在位期間:310週(歴代1位)
  • 世界ランキング1位連続在位期間237週(歴代1位)
  • グランドスラム(四大大会)優勝20回(全豪6・全仏1・全英8・全米5)

参照:スポーツナビ

このように、フェデラーは歴代の記録と比べても、とてつもない記録を持っています。特にグランドスラム優勝回数20回はめちゃくちゃすごい記録です。

グランドスラムを優勝するだけでも、偉大な記録なのに20回優勝するのは開いた口が塞がりません。ちなみに、あの大坂なおみでさえ、全豪・全米の2回しか優勝していません。もちろん、2回でもかなりすごいし、日本のテニス界に残る偉業です。

でも、そのグランドスラムを20回優勝できるフェデラーは技術面・精神面ともに歴代最高だと言えます。

特に、独特の変化をするキックサーブと精密機械のように正確なショットはフェデラーの代名詞です。

フェデラーの強烈キックサーブ

キックサーブは、回転を多くかけることで、相手が打つ前に大きく跳ね上がるサーブで多くの試合を勝ちあがってきたプロの選手でさえも反応できずにサービスエースを取ってしまうほどです。

プロも取れないサーブとは恐ろしいです…

フェデラーの精密機械のようなコントロール

また、精密機械のような正確なショットもかなり強力な武器です。対戦相手からしたらポイントを取ったと思ったショットを、簡単にライン際に返されるので、もうお手上げです…

人がいないところに的確に狙って打っていることが良く分かると思います。

このコントロールが常にいい成績を残している理由と言えますね。

驚異のスライスサーブとコントロール!イワン・レンドル

次に紹介する名選手は、イワン・レンドルです。イワン・レンドルは1980年代に活躍した選手です。主な記録に以下のものがあります。

  • 世界ランキング1位通算在位期間:270週(歴代3位)
  • 世界ランキング1位連続在位期間157週(歴代3位)
  • グランドスラム(四大大会)優勝8回(全豪2・全仏3・全英0・全米3)

参照:Tennisfan.xyz

イワン・レンドルは、世界ランキング1位通算在位期間が歴代3位の長さを誇る名選手です。グランドスラムの優勝数は8回と他の名選手と比べると多くはありませんが、安定した強さが魅力だった選手です。

その安定感は、プレースタイルからも分かります。

松岡修造VSレンドル1990年ジャパンオープン

https://www.youtube.com/watch?v=0b_Mu977n-U

この試合は、1990年のジャパンオープンで現在解説者などを務めている松岡修造さんと対戦した時のものです。松岡修造さんもまだ若いですね。

このとき、レンドルは世界ランク1位で波に乗っている時期です。レンドルの強みは正確なコントロールと判断能力、横に変化するスライスサーブです。

この動画の11分20秒では、ドロップショットと言われるあえて弱いボールをネット際に入れる技が使われています。一生懸命打ち返したボールを簡単にネット際に打たれると、ボールに追いつくことさえできません。

また、ドロップショットは一見簡単そうですが、素早い判断と正確なコントロールを必要とします。どちらも兼ね備えているレンドルだからこそ簡単に見えるプレイですね。

あと12分20秒では、横に滑るように変化するスライスサーブでサービスエースを決めています。このサーブは、かなり横に変化するので、さすがの松岡修造さんでも取ることはできませんでした。

スライスサーブは、スピードがそこまで早いわけではありません。でも、その分変化量が大きいのでなかなか取れないんです。野球でいうと横に曲がるスライダーのような変化で、どうしても体勢が崩されてしまいます。

スライスサーブを的確にラインいっぱいに打ち込んでくるレンドルは、相手選手からしたらかなりの脅威です。早いサーブもあるので、早いサーブとスライスサーブを両方対応しないといけません。

両方一級品のサーブなのに、両方対処しないといけないというのは厳しいですよね。

現在でも言えることですが、正確なコントロールと素晴らしいサーブを持っている選手が名選手となることが多いと言えますね。

まとめ

テニス界での名選手というのは、記録ももちろんですが、人々の心にも残る衝撃的なプレイを残しています。現在のテニスと同様に過去の名選手の動画を見ることで、さらにテニスの魅力に気づくと思います。

ぜひ、テニス界の名選手のプレイを見返して、テニスを楽しんでみてください。