【ついに来日!】ジョコビッチ楽天ジャパンオープン参戦!吉田伊織との出会い、東京オリンピックへの想いも

出典:Pixabay

2019年10月、楽天ジャパンオープンに参戦するために来日したジョコビッチ。彼が日本で活動したことは楽天ジャパンオープンに参戦するだけではありませんでした。

この記事では楽天ジャパンオープンのジョコビッチの結果だけでなく、ジョコビッチが来日した後日本で行った印象的な活動、東京オリンピックへの思いなど、気になる情報をご紹介しています。

楽天ジャパンオープン決勝2019

楽天ジャパンオープン2019の決勝はジョコビッチVSミルマンの試合は、ジョコビッチの怪我が心配されましたが、結果は【ジョコビッチ6–3, 6-2ミルマン】の完勝でジョコビッチの優勝が決まりました。

試合後には「こんにちは、来てくれてありがとうございます!」と日本語で観客に挨拶するなど、会場を盛り上げていました。

楽天オープン前、すでに日本でジョコビッチは敗北していた!?

https://www.instagram.com/p/B3Bo8yBnDpL/

そう、試合前ジョコビッチはスモウレスラーに完全敗北していました。

完全敗北してしまった原因について、ジョコビッチは「体重がちょっと足りなかった」とコメントしています。もう少し体重があれば「1インチ動かせそうだった」とのこと。

ジョコビッチは関取が1日に10,000カロリー摂取することにとても驚いており、関取の大きさと強さの秘密に触れ、楽しそうな彼をインスタで見ることができます。

スーパースターのお茶目な姿に対し、海外ファンも「君はアメージングだ!」「面白すぎる!」「素晴らしい!」「テニスの試合に誘うんだ」「少なくとも、君は頑張った」「確かに、少し体重が足りないね……」などの愛あるコメントがインスタに寄せられています。

こうしたプライベートな一面をオープンにしているのも、ジョコビッチが愛される秘密ですよね!

ジョコビッチのようになりたい…夢を追う日本の若人と、奇跡の対面

皆さんは吉田伊織という若人をご存知でしょうか。ジョコビッチのようなスーパースターになることを夢見て海外でテニスを続けている彼についてご紹介します。

吉田伊織とは何者なのか

1998年10月2日、大阪府生まれの吉田伊織は、テニスプレイヤーとしてSNSをメインに精力的に発信活動を続けています。

Twitterは現在フォロワーが約2500人
Instagramは現在フォロワーが約9700人
YouTubeは現在登録者数が約12000人
と、テニスでの実力はまだまだ無名なものの、多くのファンを集めていることがわかります。

異色の経歴を持つバイタリティの塊

吉田伊織は11歳の頃にシンガポールにてテニスを初め、12歳の頃に日本に帰国します。しかし12歳から16歳まで日本の大会に出場するも、満足のできる結果が出ません。

それでも「夢を叶えたい」「諦めたくない」という気持ちが強く、実績がない状態で16歳の時にセルビアに”単身”で留学します。

そこからなんと4年間もの間、単身テニス修行をセルビアで行います。セルビアを選んだ理由は、「ジョコビッチの出身国だから」。

ジョコビッチと日本で練習できたきっかけ

きっかけは、吉田伊織がYouTubeに投稿した上記の動画でした。ジョコビッチへのリスペクトと愛、会って練習したいというエネルギー溢れる動画をプロテニスプレイヤーの田沼諒太がジョコビッチ本人に紹介したことで、ジョコビッチからオファーが来たとのことです。

情熱を持って行動し続けることの大切さ、そこから得られるものの大きさを彼は私たちに伝えてくれているのかもしれません。

夢は、ジョコビッチのようなスーパースターになること

https://www.instagram.com/p/B3MaZGBnxyW/

吉田伊織との東京での対面、練習を終えてジョコビッチはインスタでコメントを残しています。

ジョコビッチ自身も、「今までたくさんの人々に会ってきたけど、伊織よりもパッションを持っていて、情熱が溢れている人に会ったことがない」とコメントしており、強く記憶に残る人として認められています。

またこの奇跡のストーリーは大きな反響を呼び、吉田伊織を応援しているファンはより一層増えたとのことです。

またジョコビッチ自ら会いに行ったことも多くのジョコビッチファンの心をつかんでおり、テニスの実力だけではない内面の魅力に感動のコメントが後を絶えませんでした。

東京2020にかける想いとは

https://www.instagram.com/p/B3R4XDiHgrV/

未だに圧倒的な強さで君臨し続けているBIG3の中で、実はオリンピック男子テニスシングルスで金メダルを獲得しているのはナダルだけであることをご存知でしょうか。

世界のテニスファンたちはまだ金メダルを獲得していないフェデラーとジョコビッチは東京オリンピックでの金メダルをとても欲しがっているはずだという噂で持ちきりです。

なぜならフェデラーは現在38歳、いくら生きる伝説といえども、ここから4年後に最前線で戦える可能性は低いと考えられているため、これが最後のチャンスになるだろうということです。

ジョコビッチにとってオリンピックとは

Tennis World USAによると、ジョコビッチにとって2020年は何よりも「自分と家族の健康」が大事であるとした上で、「プロとしてはなんと言ってもオリンピックが来年叶えたい願いの上位に来る。だから健康でいられるように、体を万全に保つように努力して、ベストのプレーができるように準備するつもりだ。そのために今年は東京の大会に出場して優勝した」と語っています。

やはり彼のテニスキャリアの中で、オリンピックでの金メダルというのは相当価値のあるものとして考えているようです。

オリンピックでは勝利の女神は微笑まなかった

ジョコビッチは2008年の「北京オリンピック」でオリンピックに初出場しました。準決勝で当時世界2位のナダルに敗れましたが、3位決定戦で当時世界7位のブレイクを破り銅メダルを獲得しました。

2012年の「ロンドンオリンピック」では、4年前と同じく準決勝へ進出するも、マレーに敗北。さらに3位決定戦でもデルポトロに敗れ、2大会連続のメダルを逃しています。

そして3度目の正直が期待された、世界ランク1位で臨む「リオデジャネイロオリンピック」では、1回戦の相手は怪我からの復帰途中で当時世界141位だったデルポトロでした。誰もがジョコビッチの勝利を疑わない中、まさかの敗北。

このようにジョコビッチはオリンピックの女神様から嫌われ続けてきているのです。

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東京で、金メダルを

BIG3の中で、唯一楽天オープンに参加し、オリンピックの会場となる有明テニスコートの感触をつかんでいるジョコビッチ。本人も東京オリンピックのために来たとコメントするほど、東京オリンピックにかける想いは本物でしょう。

32歳という決して若くはない年齢の中で、金メダルを獲得したいという想いは誰よりも強いのかもしれません。

また上述のインスタのように日本にも彼の日本での活動を見て多くのファンがいます。東京での開催でも、決してアウェーのような空気になることはないでしょう。

日本での開催で、日本人の有力選手たちもこのオリンピックにかける想いは誰よりも強く、金メダルを取るんだという気概に溢れています。決勝では世界最強の男と、若きサムライたちの熱い戦いを東京で期待しましょう!