スノワート ビタス(VITAS)100レビュー!

最近、ジワジワ来ているスノワート(SNAUWAERT)
今回は、そのスノワートの人気機種の中からビタス100について書いてみたいと思います。

スノワートとは?

スノワートの歴史

”スノワート(SNAUWAERT)”

最近テニスを始められた方、若い方にとっては聞き慣れないブランドかも知れませんが、1928年にベルギーで創業され、1970-80年代には世界で40%のシェアを誇ったヨーロッパを代表する老舗ラケットメーカーです。

ラケット素材がウッドからカーボンに変化するに伴い、一度は歴史を閉じる事になりましたが、2016年に復活を果たし、新たな歴史を歩み始めました。

スノワートのコンセプト

「スイートスポットを外した時にこそ仕事をするフレーム」を追い求める

素材

高品質な日本製(東レ)カーボンを使用

フレーム設計

フレームの部位によって求められる強さやしなりに合うように、形状が細かく設計・形成されている

引用:スノワート カタログより

ビタス(VITAS)100とは?

名称

スノワートを代表する名選手”ビタス・ゲルライティス”より名付けられました。

位置付け

スノワートには、スピン系の「グリンタ」、パワー系の「ビタス」と2シリーズがあり、
今回レビューする「ビタス100」は、パワー系の中でもベースラインプレイヤー向けのモデルという位置付けになっています。

デザイン

まず目を引くのが、特徴的なフレーム形状。特徴的なペンタゴンフェイスになっており、好き嫌いがはっきり出る形状かも知れません。

30年近く前にプーマ ボリス・ベッカー スーパーを愛用していた筆者にとっては、この形状は”どストライク”の一目惚れでしたが・・・。

フレームカラーは、ブラック×グリーンです。鮮やかなグリーンではありますが、フレーム内側のみに配色されていること、ブラックも単純なブラックではなく、グリーンが微妙に配合され光の当たり具合により色みが変わるというこだわりの塗装が施されているため、実物は思ったより高級感があるように思います。

スペック

フェイス面積:100平方インチ

ウエイト:300g平均

バランス:315mm平均

全長:27インチ

ストリングパターン:16×19

フレーム厚:23.99 – 26.17 – 25mm

グリップ:G2、G3

価格:32,000円(税抜)

いわゆる黄金スペックラケットではありますが、
フレーム厚にスノワートの”こだわり”を感じます。

また、ビタス100の特徴として、
フレームの12時と6時の位置に、ストリングの可動範囲を最大限に生かすとされる「スカーレットグロメット(SGT)」が搭載されています。

ビタス100を打ってみた感想

ラケットを握ってみて、若干ですが他のメーカーに比べてグリップが太いように感じました。
(スノワートのウエットタイプのオーバーグリップ「エアアタック」が薄めであるため、併用する事で丁度良い太さになります)

実際にボールを打ってみると、
とにかく、”楽!”
(筆者は元々、95平方インチのボックスタイプを使用しておりました)
ボールの弾きが強いため、軽く打っただけでも飛んでくれます。
逆に言うとフルスイングすると飛び過ぎる感はあります。

あっさりした球離れ感ではありますが、勝手に飛んで行ってしまう感はあまり無く、コントロールはしやすい様に感じました。

パワー系の位置付けではありますが、スピンも程よく掛かってくれますので、弾道さえ気をつければ、ストロークの安定感も得られると思います。

高い面安定性のおかげか、サーブやボレーも安定感があり打ちやすいです。
サーブは、スピードも出しやすく、スライスもよく切れてくれます。

フルスイングでハードヒットする攻撃的プレーヤーではなく、
コントロールや緩急で展開していくプレーヤー向けのラケットかな思います。
ベテランの方や女性の方にも扱いやすいのではないでしょうか。

※ストリングは、スノワート サニーコア125を使用

あとがき

ビタス100
大学生や社会人になってテニスを始める方が、黄金スペックの中から選ぶラケットとしてオススメの1本だと思いますが、

カメラ愛好家が、「ライカ(Leica)」のこだわりに共感し、ライカを手にする事に喜びを感じるように、
作り手のこだわりを感じる事の出来るラケットですので、ラケットにこだわりのあるテニス歴の長いベテラン愛好家の方にも、是非とも試して頂きたいラケットだと思います。

参考

メーカー公式SNS

インプレ記事

【スノワート】ビタス100をインプレ!ひっかり感のよいパワー系中厚ラケット!!

スノワートVITAS100(ビタス100)レビュー ボールの乗りが良い!黄金スペック