ロッテルダムってどんな大会?テニスファン必見の決勝名場面まとめ

2019年2月11日から2月17日にロッテルダム(オランダ)でATPツアー500「ABNアムロ・ワールド・テニス・トーナメント」が開催されました。

出場選手の中で錦織圭が最も世界ランキングが高かったこともあり、多くのテニスファンがこの大会に注目したのではないでしょうか。

惜しくも錦織は準決勝でワウリンカに敗れましたが、大会全体でみると誰が勝ち残ってもおかしくない白熱の大会となりました。

この記事ではそんなABNアムロ・ワールド・テニス・トーナメントについての情報や決勝の名場面をまとめました。

ABNアムロ・ワールド・テニス・トーナメント(ATP500)

ABNアムロ・ワールド・テニス・トーナメントとは

大会名ABNアムロ・ワールド・テニス・トーナメント
(ABN AMRO World Tennis Tournament)
カテゴリATP500
開催期間2019年2月11日 ~ 2月17日
開催地ロッテルダム(オランダ)
会場ロッテルダム・アホイ
サーフェス室内ハードコート
ドローシングルス:32、ダブルス:16
賞金総額€1,961,160 (約2億4,450万)

ABNアムロ・ワールド・テニス・トーナメントはオランダのロッテルダムにあるロッテルダム・アホイで開催されるATPツアー500シリーズの大会です。毎年2月の第2週で開催されています。

オランダに本店を置く銀行グループのABNアムロ銀行が冠スポンサーで、2004年からはオランダの代表的なテニスの名選手であるリカルト・クライチェクが大会のトーナメント・ディレクターを務めています。

ポイントと賞金

ラウンドポイント賞金額
優勝500€405,030 (約5,050万円)
準優勝300€203,420 (約2,540万円)
準決勝進出180€102,635 (約1,280万円)
準々決勝進出90€53,940 (約670万円)
2回戦進出45€26,960 (約340万円)
1回戦出場0€14,915 (約190万円)

なんと優勝賞金額は5050万円です。ABNアムロ・ワールド・テニス・トーナメントはテニス選手にとっては夢の舞台であることがわかります。

過去10年歴代優勝者

開催年優勝準優勝
2019ガエル・モンフィススタン・ワウリンカ
2018ロジャー・フェデラーグリゴール・ディミトロフ
2017ウィルフリード・ツォンガダビド・ゴフィン
2016マルティン・クリザンガエル・モンフィス
2015スタン・ワウリンカトマーシュ・ベルディハ
2014トマーシュ・ベルディハマリン・チリッチ
2013ファン・マルティン・デルポトロジュリアン・ベネトー
2012ロジャー・フェデラーファン・マルティン・デルポトロ
2011ロビン・セーデリングウィルフリード・ツォンガ
2010ロビン・セーデリングミハイル・ユージニー

ABNアムロ・ワールド・テニス・トーナメント2020の日程

2020年のABNアムロ・ワールド・テニス・トーナメントは、2月8日〜16日の日程で行われます。参加選手はまだ未定ですが、2017年準優勝のダビド・ゴフィンがロッテルダムに戻ってくるという情報があります。来年も見どころ満載のトーナメントになることが期待できますね。

(出典)ABNアムロ・ワールド・テニス・トーナメント

決勝名場面まとめ

2019年 モンフィス VS ワウリンカ

世界ランク33位のモンフィスと57位のワウリンカで行われた決勝はどちらも過去に優勝または準優勝の経験があるベテランの試合として注目されました。

モンフィスの代名詞である豪快なダンクスマッシュ、ワウリンカの正確無比なバックハンドストロークなどそれぞれの持ち味が発揮され、両者譲らない白熱した試合となりました。

中でも最も会場を沸かせたのは、セットカウント1-1で迎えた第6ゲーム、モンフィスの抜群の反射神経と身体能力で対応したコードボールでした。思わず本人も笑ってしまうほどの変則ボレーは必見です。

結果は6-3, 1-6, 6-2、モンフィスの優勝で幕を閉じました。

2018年 フェデラー VS ディミトロフ

ウィンブルドンを彷彿とさせる全身真っ白なウェアで参戦したフェデラーと、全身ピンクで染め上げたウェアで登場のディミトロフ、という個性的なウェアで会場を沸かせました。

フェデラーの豪快なジャンプスマッシュやディミトロフのスピード感溢れるフラットショットなど見どころ満載の決勝でした。

お互いに完璧なゲームメイクで、ニアミス以外は一切の隙を許さない非常にハイレベルな試合でした。しかしフェデラーのミスの少なさと正確無比なストロークが終始ディミトロフを圧倒。

終わってみたら6-2, 6-2でフェデラーの圧勝でした。彼の不動の強さが際立った決勝となりました。

2017年 ツォンガ VS ゴフィン

ファーストセットは両者一歩も譲らないラリーの応酬で、ダウンザラインへのショットが的確に決まったゴフィン優位で試合が運びます。

しかし第2セットからはツォンガのパワーショットがサイドラインに的確に決まり始め、一気に試合の流れを持っていきます。

この試合の見どころはツォンガが第2セット以降見せたパワーショットの数々です。ミスを恐れないラインぎりぎりの高速フラットショットはテニスファンを唸らせました。

そしてツォンガがそのまま一気に試合を決め、逆転での優勝を飾りました。ツォンガにとって、1年5ヶ月ぶりとなるツアー13勝目でした。

2016年 クリザン VS モンフィス

第5シードのモンフィスとニコラ・マウーを相手に、3度のマッチポイントをしのいで決勝進出を決めたクリザンとの決勝。世界ランク格上のモンフィスを相手にクリザンがどのような試合を展開するのかが焦点となっていました。

見どころは序盤に多く決まっていたクリザンのドロップショットが後半に進むにつれてモンフィスが見事そのドロップショットに対応し、逆に得点に繋げているプレーです。

しかし後半になるとクリザンの鉄壁の守備がモンフィスの攻撃を上回り、6–7(1), 6–3, 6–1の逆転勝利でクリザンの優勝となりました。

クリザンにとってATPワールドツアー500初優勝という自身のキャリアに大きく影響する決勝となりました。

ロッテルダムは世界ランクを左右する

2月に行われるということもあり、シーズンで一番最初に行われるATP500ツアーとして知られているABNアムロ・ワールド・テニス・トーナメントですが、そのシーズンの世界ランキングに大きく影響する大会であることは間違いありません。

世界ランキング上位者は様々な理由で欠場することが多く、波乱の展開があることで毎年テニスファンを楽しませてくれます。2019年もまさに世界ランク関係なしの試合展開でした。

グランドスラムとは一味も二味も違った魅力を持っているABNアムロ・ワールド・テニス・トーナメント、ぜひ皆さんも注目してみてください。

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