クラウドファンディングで創るテニストーナメント! – BEAT COVID-19 OPEN –

BEAT COVID-19 OPEN 出典:BEAT COVID-19 OPEN

コロナウィルスによる緊急事態宣言が解除され、テニスを再開した人も多いかもしれません。しかしながら人の移動距離が長くなるプロテニスの試合は依然として再開の目途が立っていません。

そんななか、プロテニス選手の活躍の場を作るために、BEAT COVID-19 OPENというテニストーナメントの開催が発表されました。今回はこのテニストーナメントがどんなものなのか記事にまとめました。

BEAT COVID-19 OPEN

コロナによりテニスの大会が中止となり、収入が途絶えた選手や、テニス関係者を支援する目的でBEAT COVID-19 OPENは企画されました。

一般のテニスファンから支援を募り、大会の運営資金を確保するというこれまでにない新しい試みで大会を開催しようと現在準備が進められています。

試合ブルボンビーンズドームにて無観客で実施される予定です。試合の様子はオンライン中継を通して多くのテニスファンが観戦できるよう準備が進められています。大会の趣旨に賛同してくれる放送局がみつかれば、TV中継される可能性もありそうです。

大会の仕掛け人。

仕掛け人の竹内氏(左)と山根氏(右)
引用:BEAT COVID-19 OPENより

BEAT COVID-19 OPENの企画立ち上げの中心となったのは、住宅設備機器・建築資材を扱うサンワカンパニーの社長である山根太郎氏と、テニスラボの代表である竹内英二氏の2人です。

コロナ禍でも海外ではプロ選手による試合が一部では実施されていました。日本でもなんとかテニスの試合が開催できないかという思いから、今回の大会が企画されました。

クラウドファンディングで運営資金の確保を目指す。

テニストーナメントの開催にはコートなどの施設利用料や運営スタッフの人件費など多額の費用がかかります。BEAT COVID-19 OPENは大会運営費をクラウドファンディングで集めることを発表しています。

クラウドファンディングを通せば、誰でも気軽に大会運営費の支援をすることが可能になります。国内のテニスファンの力を借りて大会を成功させようという考えから、BEAT COVID-19 OPENはクラウドファンディングにより、一般のファンから資金援助を募る形を選んだとのことです。

BEAT COVID-19 OPENでは大会運営費として最低1500万円の資金が必要で、この金額がクラウドファンディングで集まるかどうかが大きな注目となります。

クラウドファンディングとは?

クラウドファンディングとは、イベントや新しい商品・サービスなどのアイデアがありながらも、実現するための資金がない人や会社がオンラインを通してさまざまな人から資金提供を受けることができる仕組みのことです

資金支援をする人は、見返りとして、支援したプロジェクトによって実現したサービスや商品をいち早く体験できるなどのメリットがあります。

クラウドファンディングでBEAT COVID-19 OPENの資金支援をした人は、大会参加選手と一緒に後日練習をする権利サインボール特別レッスンを受ける権利などの見返り(リターン)があります。

クラウドファンディングではこのリターン(見返り)が魅力的なプロジェクトほど目標とする支援金を集めることに成功する可能性が高くなります

BEAT COVID-19 OPENの支援金の集まり具合は?

6/7時点でBEAT COVID-19 OPENのプロジェクトは目標とする1500万円に対して、まだ400万円程度の支援金しか集められていません。プロジェクトページではどのくらいの人が、いくらの支援をしたかが用意されたリターンから確認することができます。

プロジェクトが立ち上げられてから、まだ日が浅く、BEAT COVID-19 OPENの認知も低いことを考えれば、今後支援金が徐々に集まっていく事も十分考えられます。しかしながら設定されている支援金額に対するリターンを考えると、1500万円もの資金が集まるかどうかは未知数です。

もしもBEAT COVID-19 OPENがクラウドファンディングで1500万円を超える多くの支援金が集めることができれば、国内テニストーナメントに興行としての大きな可能性があることの証明にもなるため、なんとか目標支援金額を達成してほしいと個人的には思っています!

選手から見たBEAT COVID-19 OPEN。

BEAT COVID-19 OPENは選手からするとかなり魅力的な大会です。テニス選手にとって大会で得る賞金は貴重な収入源となります。しかしながら世界ランキング100以内に入らなければ高額な賞金の得られる大会への出場はなかなか難しいのが現実です。

BEAT COVID-19 OPEN(左)と94th全日本選手権(右)の賞金額。
引用:大会公式サイトより

BEAT COVID-19 OPENは支援金により集まった額によって賞金が変動しますが、最低でも優勝者は150万円の賞金が得られます。仮に、最下位で大会を終えても10万円の賞金は保証され、大会に参加するための遠征費・宿泊費の負担が選手にはありませんから、かなりの好条件です。

もしも支援金が満額集まれば、JTAが管轄する大会で最も賞金額の高い全日本選手権と同等の賞金が得られる大会となります。仮に優勝賞金が300万円になれば、四大大会の本戦出場とほぼ同額の賞金になりますから、JTAランキング上位選手の多くがエントリーすることが予想されます。

さらに、大会がオンライン中継されることも選手にとっては大きなモチベーションにつながります。ツアーレベルの大会に出場しない限りは、試合中継がされることは滅多にありませんから、BEAT COVID-19 OPENに参加する選手は自分のプレイをファンや関係者に観てもらう貴重な機会になります

BEAT COVID-19 OPENの広報活動

BEAT COVID-19 OPENはSNSでエントリー選手の紹介など、大会の広報活動を積極的にしています。

まだまだBEAT COVID-19 OPENの認知は一部のテニスファンに限られていますが、SNSを通して多くのテニスファンが発信を続けていけば、クラウドファンディングによる目標支援金額の達成。そして大会の成功へとつながっていくはずです。

ぜひこの記事を通してBEAT COVID-19 OPENを初めて知ったという方は、周りのテニス仲間に大会の存在を広めて頂ければと思います。

BEAT COVID-19 OPENの成功は国内テニスの新たな可能性につながる?

引用:時事通信より

プロテニス選手と一言でいっても、世間的に認知されているのは四大大会にコンスタントに出るような一部のトッププロだけです。それ以外の選手はプロとはいえ、金銭的に厳しい状況で活動しているのが日本テニス界の現状です。

国内で活動するプロテニス選手は、選手活動だけで生計を立てるのは難しく、活動と並行しながらレッスンをしているのが現状です。野球やサッカーのようにプロであれば競技だけに集中できる環境が理想です。

今回のBEAT COVID-19 OPENの開催が成功すれば、クラウドファンディングによってこれまでよりも高額な賞金が得られるテニストーナメント開催が増え、国内で活動するプロテニス選手の待遇が改善される可能性があります。

BEAT COVID-19 OPENには国内プロテニス選手の活動環境を改善するきっかけとなる大会になってほしいです。

テニスファンの力で大会を宣伝しよう!

BEAT COVID-19 OPENの開催が成功するかどうかは分かりません。しかし成功のためには支援金が集まることが大前提です。大会の成功のためには一人でも多くのテニスファンが、大会の情報をSNSや口コミなどで周囲のテニス仲間に拡散していく必要があります。

私自身はBEAT COVID-19 OPENの関係者ではありませんが、今回の記事で大会に興味を持って頂けた方は口コミなどで大会の宣伝にご協力頂けたら嬉しいです!