2021年全豪オープンの観戦方法と開催見通し。

出典:Twitterより

2020年のグランドスラムはコロナのためウィンブルドンが中止、全仏オープンは日程変更、全米オープンはバブル内での開催と、非常に特殊な状況での開催となりました。年明け2021年の全豪オープンの開催については不透明ですが、全豪オープンの概要や観戦方法をまとめました。

全豪オープン【基本情報】

  • 開催地:オーストラリア(メルボルン)
  • 開催期間:1月最後の2週間(2021.1/18~1/31)
  • 歴史:1905年(全豪選手権がきっかけ)
  • 種目:男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルス、車いす部門、ジュニア部門
  • ドロー数:男女シングルス本戦128、予選128、男女ダブルス本戦64、混合ダブルス32
  • 賞金総額(2020大会):7100万豪ドル(約54億円)
  • コートサーフェス:ハードコート(グリーンセット)

全豪オープンの独自ルール。

全豪オープンが開催されるオーストラリアは南半球に位置するため、開催される1月は真夏となります。そのため、全豪オープンにはヒートポリシーという独自のルールがあります。

ヒートポリシーは気温・湿度が一定の数値を上回ると試合が中断することができるというルールです。適用されるタイミングはセット終了時ではなく、セット内の偶数ゲームが終了したタイミングとなります。

ヒートポリシーの基準についてはこれまで何度も議論の対象になっていましたが、現在では気温や湿度などの数字だけでなく、主審の判断でも適用することができるようです。

全豪オープンの歴代記録。

全豪オープンがオープン化され、プロの参加が認められたのは1969年からです。一般的に歴代記録として紹介されるのは1969年以降のものとなります。

  • 男子シングルス最多優勝回数:8回(N.ジョコビッチ)
  • 男子ダブルス最多優勝回数:6回(ブライアン兄弟)
  • 女子シングルス最多優勝回数:7回(S.ウィリアムズ)
  • 女子ダブルス最多優勝回数:8回(M.ナブラチロワ)
  • 全豪オープン最多獲得タイトル数:12(M.ナブラチロワ)
  • 最年少優勝記録:男子シングルス(18歳2か月)・女子シングルス(16歳4か月)
  • 最年長優勝記録:男子シングルス(37歳2か月)・女子シングルス(35歳8か月)
  • 最多試合勝利数:男子102勝(R.フェデラー)、女子87勝(S.ウィリアムズ)

男女ともに全豪オープンの最多記録を保有している選手がまだ現役であるため2021年大会が開催されるのであれば更なる記録の更新が期待されます。

男子であればジョコビッチが最多優勝回数をさらに伸ばすのか、それともフェデラーが優勝し、最年長優勝記録を更新するのかが男子の見どころです。一方、女子はS.ウィリアムズが最多優勝回数と最年長優勝記録を更新するかに注目です。

「ハッピースラム」と呼ばれる理由。

全豪オープンは「ハッピースラム」と呼ばれ、観客だけでなく選手からも人気の高いグランドスラム大会です。

全豪オープンは航空便など輸送網が発達するまでは、その地理的要因からグランドスラムながら欧米のトップ選手が参加を敬遠する大会でした。そのため全豪オープンは他のグランドスラム大会と比べ、非常に高いホスピタリティを選手に提供しています。

会場での食事が無料だったり、観光利用のためのタクシー送迎も無料での利用が可であったり、ストリングの張替えサービスなど、選手が求めるさまざまなサービスが大会側から選手への提供されています。現在では、気候条件以外はマイナス要素が見当たらないほどの大会となっています。

最高の選手たちが参加すれば、自然と観客も増えていきます。2020年の全豪オープンでは81万2000人を超える観客を動員しました。2週間ほどの開催期間での数字ですから文字通り世界屈指のスポーツイベントと言えます。

チケットの入手法。

全豪オープンが開催されるオーストラリアは日本との時差がほぼなく、日本からの観戦には最も適したグランドスラムで、現地で観戦してみたいという方も多いはずです。ここからは全豪オープンのチケット入手方法を紹介していきます。

公式サイトで購入。

全豪オープンの公式サイトを経由してチケットを購入することができます。ちなみに公式サイトにてメールアドレスを登録すると、チケット販売情報を含む全豪オープンの最新情報を受取ることができるので、なんとしてもチケットを事前に購入しておきたいという方は、サイトに登録してみてください。

チケット売買サイトを利用する。

世界中のあらゆるイベントのチケットを売買できるviagogoのようなチケット売買サイトを利用してチケットを購入することも可能です。viagogoであれば日本語表示も可能なので、英語が苦手な方でもチケットを手に入れることができるはずです。

旅行代理店を利用して予約。

全豪オープンのチケットを最も確実に手に入れる方法は旅行代理店のパッケージツアーに申し込むことです。

チケットを手に入れるための細かい手続きは全て旅行代理店が代行してくれるため、英語が苦手でも確実に現地で試合観戦ができるはずです。代理店を通すため、料金が割高になったり、観戦する試合やスケジュールの自由度が低下する点はデメリットです。

現地にて当日券を購入する。

全豪オープンのショーコートであるロッドレーバー・アリーナとマーガレットコート・アリーナは指定席となっているため、当日券で販売されることはまずないようですが、アリーナ以外を観戦することが可能なグランドパスであれば現地で当日券を購入することも可能です。

観光で、何日かメルボルンに滞在するのであれば当日券狙いで会場に運ぶのもありです。ただ、滞在日数が限られていたり、確実に試合観戦をしたいのであれば当日券以外の方法でチケットを入手するのがベターです。

中継で全豪オープンを観戦する。

全豪オープンの試合中継は2021年もwowowで生中継されるはずです。リアルタイムで試合観戦がしたければ、wowowへの加入が必須になります。日本人選手の試合は一部NHKで録画放映される可能性もあります。

2021年の開催の見通しは?

世界的なコロナウィルスの感染拡大に伴い、現時点ではまだ全豪オープンがどのような形で開催されるのか明確な発表がされていません

コロナウィルスのワクチン普及は2021年の全豪オープンまでには間に合わないため、現時点では観客の入場制限や、観光客の入国制限など何かしらの制限を設けての開催となりそうです。

全豪オープンの前哨戦であるオークランドの大会は開催中止が既に発表されているため、全豪オープンの開催については今後公表される情報に注目です。

全豪オープンの開催を願う。

全豪オープンは各選手のオフシーズンの成果を確認したり、新シーズンの行方を占ったりするなど多くのテニスファンが毎年開催を楽しみにしています。開催に何か制限が付こうとも、全豪オープンを含め、2021年は全てのグランドスラムが開催されることを願うばかりです。