「ジュ・ド・ポーム」

テニスボールとラケット

「ジュ・ド・ポーム」ってお菓子みたい、美味しそう ♡

テニスの原型はフランスの「ジュ・ド・ポーム」という王侯貴族の遊びが起源とのこと。

当初、リアルテニス( ジュ・ド・ポーム )は素手で行われていたというから、びっくりですね。その後、木のヘラ状の簡易ラケット(トリケとパトワール)が登場!

※ ディドロとダランベールの百科全書掲載の図版より、ラケットの制作過程とその種類;木のへら状のものがトリケバトワール

打球面の補強に羊皮紙が使われるようになり、高価な羊皮紙 を手に入れるために写本をバラバラにする人も現れたそうで、現在のラケットに近いものができ上がったのは16世紀の中頃のようです。

ジュ・ド・ポーム 用のコートがあった建物は現在はジュ・ド・ポーム 美術館になっていて、コートは、もうないそうです。
levagabond さんのブログで紹介されていました。
https://ameblo.jp/levagabond/entry-12155326315.html

英語圏ではリアルテニスと呼ばれていて、1908年のロンドンオリンピックでは公式競技の1つになったそうです。
リアルテニスは現在のテニスより、スカッシュに近いイメージ、ラケットは木製でラケットフェイスはスカッシュラケットのようにかなり小さく変形していて、 ボールはコルクをベースに手作り、白か黄色でテニスボールより重いとのことです。

リアルテニスはどのようなものか、YouTubeで見ることができます。
これがテニスの原点なんですね。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=43&v=RQ88h3cLtzc