最新のラケット選びのコツ・注意点

皆さんこんにちは!

本日は昨今多く発売されているテニスラケットの各メーカーの傾向についてお話ししようと思います。

今だに昔ながらのラケットが好き!変えようとも思わん!ということで新製品に変える事が出来ない方は皆さんの周りにもいらっしゃるのでは無いでしょうか?

私も数多くの新製品を試打させていただいている感想としましては、恐らく”素材の硬さ・強度”の影響が多くあるのではないかと思います( ・∇・)

・産業の発展とラケットの変化

時代が進むにつれて、ラケットの形と共にラケットの素材も変わっていきました。

かつてラケットは木製でしたが、テニスを楽しむ層が広がり、また大規模なトーナメントも開催されるに至って、様々なプレイヤーが使いやすいラケットが大量に必要になったことから素材に変化が現れます。徐々に、重い一枚板ではなく、薄い木の板を何層も重ねた素材が用いられるようになりました。

また、一本一本手作りだったラケットも、工業技術がラケット生産にも応用されるようになり、大量生産されるようになります。

特に、19世紀以降爆発的に発展した自動車産業は、ラケットの素材や加工技術にも影響を与えました。自動車産業で用いられていた小型の金属部品の加工技術が、ラケットのフレームなどの加工技術にも生かされるようになったからです。

・航空宇宙機器の素材がラケットに

現在では航空宇宙機器で用いられる素材がラケットに使われるようになりました。

グラファイト・ファイバーは、カーボンファイバーを2千度から3千度の高温で加工して作る新素材で、ラケットなどのスポーツ用品のほか、航空宇宙機器用としても用いられています。この素材は、熱加工の過程で処理方法を変えることによって、強度と弾性が変わるという特徴があります。この素材の特徴を最大限に引き出し、より軽くより強いラケットを生み出すために、ラケットの部位によって異なった熱処理をしたグラファイト・ファイバーが使われています。

引用:http://yms-t.co.jp/knowhow/history/racket.php

こちらのショップの専門家の方も話をされているように昨今のラケットの素材は強度が増しております。私自身もラケットに硬さを感じる事でなかなかラケットを変える事が出来なかった経験がありました。

その問題を解決するために私はガットを低テンション化して対策しております。

以前使っていたラケットの際には硬めが好きだったのですが、現在テンションを調整する事でラケット自体がボールを掴む感覚があり、個人的好みに近くなったかと思います。(42×39ポンドにて設定)

今後のラケット選びにお悩みの方はぜひガットの種類だけでなく、テンションの大幅な変更にも挑戦してみてください^ ^


コメント 1件

私自身もテニスをやっていてラケットの選び方は結構拘った方。でもどんどん新しいのが出るんだけど買い換えるのもまた楽しい。一つのメーカーが好きになっちゃうとどうしてもそのメーカーから選びがちになることもあったなぁ・・・。ガットが切れたりした時はもうラケット買い直しちゃおうかって気分になるwグリップの巻き直しなんかもよくしたなぁ、ああ、テニスしたくなってきたw