テニスレッスンでコーチから多くのアドバイスを引き出す方法。

誰にも頼らず、自分の力だけでテニスの技術を上達させ続けるのは難しいのが現実です。事実、プロテニス選手でさえ、専属コーチを雇い、日々テニスの上達・改善を目指して練習に励んでいます。言い換えればテニスの上達にはコーチの力が不可欠と言えます。

テニススクールに通っている方であれば、同じレッスンを受けていても人によってコーチから受けるアドバイス量に違いがあると感じたことがあるはずです。今回はなぜ人によってアドバイス量が変わるのか、コーチ目線から記事にまとめました。

コーチからのアドバイスが上達を左右する。

テニスレベルを問わず、技術的な上達を成し遂げるためには客観的な視点やアドバイスが必要です。テニススクールに通っていればコーチから受けるアドバイス量が上達スピードを左右します

コーチの指導力やレッスン生の運動神経によって上達スピードに差が出るのは仕方ありません。しかし、同じレッスンを受けていながらもアドバイスやコーチングの量が大きく違えば納得いかないという人は多いはずです。

テニスコーチは何を意識してアドバイスを送るのか?

アドバイス量に違いが出るのにはもちろん理由があります。ではテニスコーチはどのようなことを考えながらレッスン中にアドバイスを送っているのでしょうか。私自身の経験を基に考えられる要素を挙げていきます。

レッスン生が何を求めているかを意識。

コーチは相手に合わせたアドバイスを意識。

同じレッスンを受けていても人それぞれ課題や悩みはバラバラです。自分が問題を感じていないショットに関するアドバイスを受けても素直に聞く耳を持てなかったり、アドバイスが頭に入ってこなかったりすることは自然なことです。

テニスコーチはレッスン生が改善しようとしているショットに関する技術的アドバイスをしようとします。レッスン生がアドバイスを聞き入れる状態になっていなければたとえ適切なアドバイスをしても大きな効果は得られません。

例えば、ボレーが上達したいと考えている人に対して、ストロークの練習中でも熱心にストロークのアドバイスをしてもあまり聞き入れてもらえません。ボレーの上達を望んでいる人にはボレーの練習で積極的にアドバイスを送るなど、コーチはレッスン生と練習メニューに応じてアドバイス量を使い分けます

一度に多くの情報を与え過ぎない。

アドバイスをし過ぎないのもコーチングの1つ。

レッスン生の技術レベルによっては一度に多くの情報を与えても処理しきれないケースがあります。そのため、レッスンの際に気になる点や改善ポイントに多数気付いたとしても、あえてポイントを絞ってアドバイスをするケースはよくあります。

テニスコーチの中にはあえてアドバイスを小出しにして、継続的にレッスンを受けてもらおうとする人もいます。しかし、基本的にはこちらのアドバイスをレッスン生がしっかりと消化し、改善が見られてから次のアドバイスをすることを多くのテニスコーチは意識しています。

運動神経が極めて高い人を除き、一度に複数のことを意識しながら打ち方を変えられるような人は滅多にいません。上達を目指して練習するときは意識すべきこと、やるべきことを1つに絞って集中して練習したほうが高い練習効果が得られ、上達も実感しやすくなります。

テニスコーチがアドバイスに消極的になる理由。

テニスコーチはレッスン生の改善点を見つけるために注意深くレッスン中のプレイを観察しています。上級クラスでもない限りは、レッスン生の改善ポイントには気づきます。

しかしながら、改善ポイントに気づきながらもアドバイスに消極的になるケースがあります。テニスコーチがアドバイスを控える理由として考えられることを挙げていきます。

コーチのアドバイスに対して否定的。

レッスンをしていて、こちらのアドバイスに対して、「でも」、「だって」など否定的な言葉を並べ立てる人に対してはコーチもアドバイスがしにくくなります。もちろんコーチの言うことが100%正しいとは思いませんし、こちらのアドバイスが腑に落ちるかどうかも人によって変わります。

しかしながら、相手を思っていろいろとアドバイスをしようとしても、否定的な反応ばかりされると、なぜ私のレッスンを受けているのだろうか?と不思議に思ってしまいます。コーチも人ですから否定ばかりされるのであればアドバイスに消極的になるのも仕方ありません。

アドバイスを実践するような素振りが見えない。

アドバイスを実行する素振りが全く見えない人に対してもコーチはアドバイスがしにくくなります。アドバイス直後だけでも改善しようという動きが見られれば構いませんが、中には全く動きやフォームが変化の兆しが見えない人もいます。

コーチとしても改善を促すために、いろいろと言葉を変えてアドバイスをしますが、どう伝えても変化がない人がいるのも事実です。そんなときはスマホなどを使い動画を撮って客観的に自分を見ることを勧めますが、動画撮影もしないとなると、アドバイスなど求めていないように感じざる得ません。

不調が態度に出てしまう人。

マイナスな感情を態度に出す人は損をする。

自分自身のテニスの調子が悪いと不機嫌な態度が表に出て、アドバイスをしても今日は調子が悪いだけと反論するような人もいます。そういった人も自然とコーチからのアドバイスが少なくなってしまいます

こういった相手には何を言っても聞く耳を持ってもらえません。もしも聴きたいことがあれば質問するようにとだけ伝え、こちらからのアドバイスは極力控えるようにします。

また、自分の不調が不機嫌な態度として表に出てしまう人は、レッスン全体の雰囲気も悪くしてしまいます。テニスは1人だけではプレイできません。集団レッスンを受けているのであれば、練習中の振る舞いにも気をつけたほうが良いでしょう。

コーチから多くのアドバイスを引き出す人の特徴。

テニスコーチがアドバイスをいつも以上に積極的にしようと思う人は、コーチがアドバイスを控えるような人と真逆のタイプの人です。特徴を挙げると以下のようになります。

  • 素直にコーチの言われたことを実践しようとする。
  • 楽しそうにテニスをする。
  • 自ら積極的にコーチにアドバイスを求める。

意識的にせよ、無意識にせよ、上記のような振る舞いができているとテニスコーチも自然とアドバイスがしやすくなります。特に自ら積極的にアドバイスを求める姿勢は大切です。

コミュニケーション能力は人それぞれ違いますし、感情が表に出にくい人は無愛想な印象を与えがちで、コーチからしてもアドバイスを求めているのかどうか分からないときがあります。自ら積極的にアドバイスを求めることで、コーチも気兼ねなくアドバイスを伝えることができます。

また、アドバイスを積極的に求める人に対してはコーチも他の人以上に注意してプレイを観察するようになります。少しでも早く上達したいという方は実践してみてください。

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レッスンを充実させるかは自分次第!

テニスコーチも人間ですから、人との相性があるので、無意識のうちにアドバイス量に差が出てしまうことはあります。しかしながらレッスンを受ける人の意識や振る舞いを変えるだけで、コーチから多くのアドバイスを引き出すことができます。

コーチから思ったようなアドバイスをなかなかもらえず悩んでいる方がいたら、今回紹介したことを意識してレッスンを受けてみてください。きっとこれまでより多くのアドバイスが受けられるはずです。