「デミノーって、何のラケットを使っているんだろう」——コートを駆け回って拾いまくるあのスタイルだと、道具のイメージが浮かびにくいですよね。プロのギアは市販品と違うとも言われ、調べても要点がつかみにくいものです。

安心してください。彼のラケットは、ウイルソンの公式情報で確認できます。

結論から言うと、彼はウイルソンの契約選手で、ウイルソン公式の本人ギア一覧に載っているラケットはウイルソン ウルトラ99プロ v5です。

結論:使用ラケットはウイルソン ウルトラ99プロ v5

アレックス・デミノーは、ウイルソンの「Tennis 360」契約選手です(アメアスポーツの公式リリースで発表)。ウイルソン公式(米国)の「Alex de Minaur's Gear(デミノーのギア)」に並ぶラケットはUltra 99 Pro V5の1本で、当サイトでは市販のウルトラ99プロ v5にひも付けています。市販版の基本スペックは次のとおりです。

項目 スペック(市販版Ultra 99 Pro V5)
フェイス面積 99インチ²
重量 305g(フレーム)
バランス 325mm
ストリングパターン 16×18
フレーム厚 22-24-21mm
参考価格 41,140円

ウルトラ99プロは、ウイルソンのパワー系シリーズ「ウルトラ」の中で、競技者向けに重さと面の小ささを持たせた一本。16×18の目の粗いパターンで、ボールをつかんで回転をかけやすいのが特徴です。

なお、当サイトでは以前「ブレード98 v9」と紹介していましたが、2026年10月にウイルソン公式の本人ギア一覧で確かめ直し、ウルトラ99プロ v5に改めました。

市販モデルとの違い(プロストックの注意)

⚠️ 大切な前提 使用機種は契約・公表情報(メーカー公式)に基づくものです。プロが実際に使う一本は「プロストック」と呼ばれる特注仕様のことがあり、市販モデルと中身(金型・重量・バランス・塗装)が異なる場合があります。「同じ名前を買えば同じプレーができる」わけではありません。

ガット・テンション

ウイルソン公式の本人ギア一覧には、ストリングとして ルキシロン4Gラフ125(Luxilon 4G Rough 125) と ルキシロン ナチュラルガット125 が並んでいます(豪州公式の本人ページは4Gラフ125のみ)。ルキシロン4Gラフは、耐久性とコントロールに定評のあるポリエステルです。

ただし、ギア一覧には縦横の組み合わせ(ハイブリッドかどうか)は書かれておらず、本人が実際の張り方を公表した一次記載も確認できていません。テンション(張りの強さ)も公表されていないため、本記事では数値を書きません。

プレースタイルとの関係

デミノーは右利き・両手バックハンド。愛称は「デーモン」。最大の武器は、ツアー屈指のスピードとディフェンスです。どんなボールにも追いつき、深く返して相手のミスを誘う、粘り強いカウンター型のプレーヤー。元世界1位のレイトン・ヒューイットに師事し、オーストラリア男子の第一人者として活躍しています。

ウルトラ99プロのように、ある程度の重さがあって面がやや大きく、目の粗いパターンのラケットは、一般論として「振り負けずに、深く強いボールを返し続ける」プレーと相性が良いとされます。ただし、あの守備範囲は本人のフットワークとフィジカルによるもので、道具だけで再現できるものではありません。

同じラケットを検討する人へ

市販版のウルトラ99プロ v5は、305g・99インチ²・16×18という、中〜上級でしっかり振れる人に向いた一本です。ウルトラシリーズのなかでは重めで、自分のスイングで回転と深さを作りたいプレーヤーに合います。位置づけはプロ使用ラケットまとめ【ATP・WTA】で確認できます。

戦績ハイライト

ATP公式で確認できた主な実績です。

実績 内容
自己最高位 シングルス世界ランキング 5位(2026年)
ツアー通算タイトル 11個
主な実績 グランドスラム ベスト8を複数回、オーストラリア男子の最上位ランカー

(直近の試合結果は追いかけず、変わりにくい実績のみを掲載しています。)

よくある質問(FAQ)

Q. 市販のウルトラ99プロは、デミノーの実機と同じですか? 系統は同じですが、プロの実機は重量・バランスを本人仕様に調整しているのが一般的です。ウイルソンの公式ページに載っているのは市販モデルです。

Q. ブレードではないのですか? 当サイトでは以前ブレード98 v9と紹介していましたが、2026年10月時点のウイルソン公式の本人ギア一覧に載っているラケットはウルトラ99プロ v5です。

Q. デミノーのガットは何ですか? ウイルソン公式の本人ギア一覧には、ルキシロン4Gラフ125とルキシロン ナチュラルガット125が並んでいます。縦横の組み合わせやテンションは公表されていません。


プロの使用機種は、あくまで「シリーズや面サイズの好み」を知るヒントです。大切なのは、自分に合う一本を選ぶこと。

→ プロ使用ラケットまとめ【ATP・WTA】