テニスはサーブからプレイが始まるので、しっかりサーブのルールを知っておく必要があります。テニスのサーブは一見簡単そうですが、意外に守るべきルールが多くあります。
そこでここからは、テニスのサーブのルールについて徹底的に解説していきます。これでサーブは問題なくできるようになりますよ。
テニスのサーブを打つ順番についてのルール
テニスでは試合開始前に以下のような方法でサーブ権を決めます。
- 「コイントス」:試合前にコインを投げて裏表で決める
- 「ラケットトス」:ラケットヘッドを地面につけて回して倒れたグリップの向きで決める
最初にサーブ権を決めてからは1ゲームが終了するごとにサーブ権は移ります。逆に言うと、1ゲームの間はサーブを打つことができるので試合を優位に進めることができます。
サーブでボールを打つときのルール
テニスでサーブを打つときには、必ずベースラインの外で打たなければいけないルールがあります。
引用:テニスの学校
ベースラインの外に立ってボールを空中にトスしてサーブをします。
ちなみに、ベースラインを踏んでいるもしくは内側を踏んでサーブをした場合には、フットフォルトという反則行為なってしまいます。
ちなみに、空中でサーブを打って着地地点がベースライン上or内側の場合には反則にはなりません。
引用:テニスの学校
また、真ん中にあるセンターマークを越えた状態でサーブを打つのもルール違反です。サーブは、奇数ポイントか偶数ポイントかによって左側から打つか右側から打つか変わります。
例えば、右側からサーブを打つときにはベースラインより後ろかつセンターマークより右側から打たなければいけません。これを左側に少しでも入った状態でサーブを打つとルール違反になってしまうんですね。
テニスをはじめたばかりのころは、サーブを打つことに集中しすぎてベースラインの存在を忘れがちです。
初心者のうちはあまりラインぎりぎりからサーブを打つのではなく、余裕をもって構え、ラインを踏まないように意識してサーブを打つと良いでしょう。
サーブを入れる場所についてのルール
サーブを打つまでのルールは説明しましたが、ではサーブはどこに入れたらいいのでしょうか。
テニスではサーブを入れるべき場所がルールで決まっています。どこでも打てばいいわけではないんですね。
トスをして打ったサーブはネットを越えた対角線上のサービスコートにノーバウンドで入れなければいけません。サービスコートは
そう考えると、ライン上ぎりぎりを狙ってサーブを打ち込むプロ選手がいかにすごいか分かりますよね。初心者のうちは細かいコントロールは難しいと思いますが、対角線上のサービスコートに入れることだけ考えてサーブを打つと良いでしょう。
サーブが失敗した場合のルール
テニスのルールではサーブを失敗した場合には、以下の2つの可能性があります。
- もう一度サーブをやり直す
- サーブの失敗で相手にポイントが入る
ここからは、もう一度サーブを打つチャンスのある「フォルト」と「レット」について紹介していきます。
2回までチャンスがある「フォルト」
テニスではサーブが正しいサービスエリアに入らなかった場合、「フォルト」となります。1本目のサーブをミスしたときのフォルトはもう一度打ち直すことができます。
しかし、2本目のサーブをミスするとダブルフォルトになってしまい、相手にポイントが入ります。
ちなみに、サーブをしようとして空振りした場合にもフォルトになるので注意が必要です。
そのため、プロ選手は1本目のサーブは厳しいコースを狙ったりスピードを速くしたりしてサービスエースをねらいます。でも、2本目はミスすると無条件で相手のポイントになるためコントロール重視でサーブをします。
初心者の方はフォルトになることが多いかもしれませんが、練習を重ねれば徐々にサーブが入るようになってきます。焦らずひとつずつこなしていくことがポイントですよ。
ネットに当たって相手のコートに入る「レット」
フォルトに似たルールに「レット」があります。レットは、サーブボールがネットに当たってしまい相手側のコートに落ちた場合のことを言います。
レットもフォルトと同様にサーブを打ちなおすことができますが、レットは何度でも打ち直すことができます。ちなみに、レットのコール権はレシーブ側のみにあります。サーバー側がコールしてしまうと失点になりますので注意してくださいね。
- ボールがネットに触れた後、相手側のコートに入ったら「フォルト」
- ボールがネットに触れた後、相手側のコートに入りかつ正しいサービスコートに入った場合は「レット」
サーブを打っていてレットになることはほとんどありませんが、稀に起こることがあるので覚えておきましょう。
まとめ
テニスのサーブには守るべきルールが多くあるので初心者の人は覚えるのが大変かもしれません。
サーブの打ち方やサーブにかかわるラインの名前などを覚えないといけません。
でも、テニスを楽しみながら練習していくことで、知らず知らずの間に意識しなくても動けるようになれますよ。
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