2017年は故障に苦しみながらも、2018年はウィンブルドンと全米オープンで優勝、また史上初となるキャリア・ゴールデン・マスターズも達成し、世界ランキング1位に返り咲いたノバク・ジョコビッチ選手。完全復活を果たしたノバク・ジョコビッチ選手の2018年を振り返ります。
ノバク・ジョコビッチ選手のプロフィール
- 名前:Novak Docovic(ノバク・ジョコビッチ)
- 生年月日:1987年5月22日(31歳)
- 出身地:セルビア・ベオグラード
- 居住地:モナコ・モンテカルロ
- 身長:188㎝
- 体重:75㎏
- 利き手:右
- バックハンド:両手打ち
ノバク・ジョコビッチ選手の経歴
ノバク・ジョコビッチ選手は4歳からテニスを始め、12歳の時にドイツにテニス留学をします。2003年にプロに転向し、2006年の全仏オープンベスト8をきっかけに同年のオランダ・オープンではツアー初優勝を果たし頭角を現していきます。
2007年にはマイアミ・マスターズでマスターズ1000初優勝を飾り、全米オープンで準優勝すると世界ランキングは3位にまで躍進し、2008年になると20歳8ヶ月で全豪オープンにてグランドスラム初優勝を果たします。
2011年に世界ランキング1位に躍り出ると、2016年にはキャリアグランドスラムを達成し、名実ともに世界トップの選手として活躍します。しかし2017年は右肘の故障により全仏オープン以降はツアーを離脱する苦しいシーズンとなりました。
ノバク・ジョコビッチ選手の家族
ノバク・ジョコビッチ選手は2014年に高校時代から交際していたガールフレンドのエレナ・リスティッチさんと結婚しています。2015年には長男が、2017年には長女が誕生し、一男一女に恵まれています。
ノバク・ジョコビッチ選手のプレースタイル
ノバク・ジョコビッチ選手はどんな球でも打ち返してくる柔軟性の高いコートカバーリング能力を持ち、ストロークもフォアハンド・バックハンドともに強力です。サーブも質の高いスピンサーブを放つことで、ここぞという時に確実にポイントを取っていきます。非常にバランスの取れたベースラインプレーヤーです。
史上初のゴールデン・マスターズを達成!ノバク・ジョコビッチ選手の2018年は「完全復活」!
ノバク・ジョコビッチ選手は右肘の故障から、2018年の全豪オープンで復帰を果たしますが、4回戦でチョン・ヒョン選手に敗れるなど苦戦を強いられます。2月には手術を発表し、再びツアーを離脱することになりました。
右肘の手術明けに出場した3月のインディアン・ウェルズマスターズではダニエル太郎選手に敗れ、全仏オープンでも準々決勝でマルコ・チェッキナート選手に敗退するなど本来の力を発揮できずに苦しみました。
ウィンブルドン・全米オープンで見事な優勝
7月に行われたウィンブルドンの準決勝では2日にわたる死闘を制してラファエル・ナダル選手を下し、決勝戦では2時間19分でケビン・アンダーソン選手を振り切って優勝を果たします。また8月から行われた全米オープンでは、準決勝で錦織圭選手を、決勝ではファン・マルティン・デル・ポトロ選手をともにストレートで下して優勝を決めます。
史上初のキャリア・ゴールデン・マスターズを達成!
8月に行われたシンシナティ・マスターズはノバク・ジョコビッチ選手が唯一マスターズ1000で優勝を果たしていなかった大会だったものの、決勝戦でロジャー・フェデラー選手を退け男子シングルス史上初となるキャリア・ゴールデン・マスターズを達成しています。
世界ランキング1位に返り咲く
全米オープンでの優勝後も上海マスターズで優勝するなど勢いは止まらず、11月にはラファエル・ナダル選手を抜いて世界ランキング1位に返り咲きます。ATPツアー・ファイナルではアレクサンダー・ズべレフ選手に決勝で敗れるものの、見事な完全復活といえるでしょう。
来シーズンのノバク・ジョコビッチ選手も楽しみ
右肘の故障で思うような成績を残せなかった時期もあったものの、完全復活といえる快進撃で見事に世界ランキング1位の座を奪還したノバク・ジョコビッチ選手。来シーズンの活躍にますます期待がかかります。
- 投稿者プロフィール
- 山岸
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