テニスとの出会い 初心クラス0の巻

今から遡って15年程前、僕はとあるスポーツクラブに入会しました。入会動機はヤセるため、正直に言うともう少しカッコよくなりたかったから。当時ですでに35歳を過ぎたおっさんでしたが、何故か無性にカッコよくなりたい気分になりました。自分の予想に反して?半年くらい継続できて、その間に体重16kg減、体脂肪も10パーセント近く減りました。

そのスポーツクラブは3階がフィットネスルーム、2階がテニスコートになってて、少し見た目がマシになって、ほんの少し積極的になった僕は、階段を降りてテニスコートをのぞいてみることにしました。三面ある室内コートには、それぞれコーチとおぼしき方と、何名かの生徒さんがいました。印象的だったのは、若い女性から、白髪のおじいちゃんまで、いろんな人がいるなあと思った事と、フィットネスにくらべ、楽しそうというか、コーチが冗談言ったりして、明るい雰囲気だと思いました。

何か一生楽しめる趣味を探してた僕は、「やってみるか」という気になりました。(まさか、この頃はこんなにハマるとは思いもしませんでしたが)人間どこにきっかけが落ちているかわかったもんじゃありません。そういう訳で、お試し体験なしで、1階フロントに正会員の申し込みをするため、階段を降りて行きました。

道具は何がいいのかわからないので、靴と一緒にレンタルしました。まあ、ガットのテンションの違いや、フレームの違いを実感するようになったのは、この頃からずいぶん後の話ですけど、、、ウェアは普通のジャージで。どこから見ても始めたばかりのおじさんです。

学生の頃の運動神経は中の上くらいだったので、初級クラスで普通に打てると思いきや、ラリーが全く続きません。相手と同様に少しでも難しいボールが来るとミス確定。冒頭に書いた、カッコ良くなるどころの話ではありません。テニスは難しいなあと思ったのが僕のテニスライフの一日目でした。

これから僕は少しずつテニスの魅力にハマっていくのですが、15年間あまりでいろいろな経験をしました。楽しいことも、つらいことも。

この経験やテニスライフでの「あるある」を、テニススクールでのレベル別になぞらえて、綴っていけたらと思います。時系列順ではなく、初級の3→中級の6→初中級の4みたいに。出来るだけ多くのテニス愛好家に共感してもらえる話題を提供できるよう頑張ります。