インドアでテニスをすることのメリット・デメリット。

出典:Twitterより

テニスはアウトドアスポーツですが、屋内のインドアコートでプレイする機会もしばしばあります。アウトドアとインドアでは同じテニスでも大きくプレイ環境が変わります。

今回はアウトドアとインドアでのプレイ環境の違いやインドアコートでよく使用されるカーペットコートの特徴をまとめました。

インドア(屋内)コートとは?

インドアコートはカーペットコートが多い。
引用:Twitterより

インドア(屋内)コートは屋内に作られたテニスコートのことです。屋根付きのコート=インドアコートという解釈で問題ありません。天候に左右されることなくテニスがプレイできるため、テニススクールではインドアコートを採用する場所が多いです。

インドアコートのサーフェスはハードコート、オムニ(砂入り人工芝)コート、カーペットコートなど施設によってさまざまです。メンテナンスや管理、足腰への負担が少ないなどの理由でインドアテニススクールではカーペットコートが採用されていることがほとんどです。

カーペットコートの特徴。

インドアコートで採用されることの多いカーペットコートはハードコートやクレーコートなどとはボールの弾み方が全く違います

カーペットコート表面は毛の短い絨毯のようになっています。他のサーフェスに比べてコート表面は柔らかく、足腰への負担が少ないため健康志向でスクールに通うテニス愛好家には人気があります。

カーペットコートのボールの弾み方は非常に独特です。バウンド後のボールの弾みは低く、ほぼ失速することなく滑るように飛んでくるため、対応が難しく、慣れが必要です。カーペットコートでプレイする際はいつも以上に打つ準備を早くする意識を持つ必要があります。

カーペットコートのシューズ。

カーペットコート用のシューズ
引用:Twitterより。

カーペットコートはクレーコートやオムニコートのように足元は滑りません。靴の裏に突起があると、カーペットの毛に引っかかって転倒する危険性が増すため、上記の写真ように靴裏に突起のほぼないカーペットコート専用のシューズを用意する必要があります

テニスシューズはプレイヤーの意図した通りの動きを実現する助けになります。止まりたいときにしっかりと止まることができるシューズを選ぶことが大切です。カーペットコートに限らず、怪我を避けたい人は極力サーフェスに合わせてテニスシューズを使い分けることをおすすめします。

インドアコートのメリット・デメリット。

インドアコートでの練習にはメリットとデメリットがあります。インドアとアウトドアの違いを理解しておかないと、いつもと違う環境でプレイするときの適応に手間取るはずです。それぞれの違いを確認しておきましょう。

メリット

インドアコートのメリットは雨や風、太陽などの天候を気にせずにいつでも快適にテニスがプレイできるところです。また、インドアコートはアウトドアコートに比べて、打球音が反響するため初心者でも気持ちよくテニスをプレイすることができます

テニスを始めたばかりの初心者や、健康志向、エンジョイ目的でテニスをする愛好家にとってはインドアコートは最適な環境と言えます。

デメリット

快適なインドアに慣れるとアウトドアのプレイで戸惑うので注意!
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インドアコートのデメリットはメリットと表裏一体です。草トーを含めたテニスの試合はほとんどがアウトドアで実施されます。試合では風や太陽の影響がありますから、打球音がよく響き、快適な状況でプレイできるインドアコートに慣れてしまうと、試合にでたときにほぼ間違いなく戸惑います

また、インドアテニススクールで多く採用されているカーペットコートは、スクール内の試合以外で使われることは滅多にありません。スクールメインで練習している方でも、試合で結果を出したければ、アウトドアコートでプレイする機会を積極的に作る必要があります。

都市部のインドアコートは十分なコートスペースを確保するのが難しいというデメリットもあります。十分なスペースが確保されていない場合、プレイの選択肢や練習に制限が生まれてしまいます。

インドアコートでの公式戦はどのくらいあるのか?

ATPファイナルズはインドアコートで開催。
引用:ATPより

テニスはアウトドアコートでの試合がメインになります。ATPツアーの大会を調べるとグランドスラムを含めた年間の開催大会数71のうち、インドアコートで開催されるのは19大会と全体の約27%と決して多くありません。

付け加えると、インドアコートで開催される大会はヨーロッパでの冬場の大会がほとんどで、気候条件的にアウトドアでの開催が難しいという理由があります。四大大会が全てアウトドアコートであることからも、テニスの試合はアウトドアがメインであることが分かります。

国内のJTA大会でも寒い時期や雪の積もるような地域を除いてインドアコートの試合はほぼありません。草トーに限ってもインドアスクールの主催する大会を除くと状況はほぼ同じです。

健康志向のエンジョイテニスから脱却して試合に積極的に出るようなプレイヤーであれば、限られた時間しかテニスに割けない場合を除き、アウトドアでのプレイをメインに切り替えたほうが賢明です。

インドアスクールの選び方。

毎週決まった時間に必ずテニスをしたい人にとって、インドアのテニススクールは最適です。ではどんな観点でインドアテニススクールを選ぶと良いか簡単にまとめておきます。

コートスペースと空間の広さ。

インドアコートは左右のスペースが狭いことが多い。
引用:Twitterより

インドアテニススクールは十分なコートスペースを確保をできていないことがよくあります。テニスコートの広さには規定がありますが、コート後方のスペースなどをどの程度確保すればいいかの明確な規定はないようです。

あくまでも目安になりますが、コート後方は21フィート(約6.4m)、コート横は12フィート(約3.65m)程度のスペースを確保していることが望ましいです。これより狭いとプレイに支障が出てしまうので、スクール選びの際は十分なスペースが確保されているかをしっかりと確認してください。

コート上部についても天井が低いとロブショットやスマッシュの練習が十分にできなくなります。コート後方や左右以外にも天井の高さが十分かどうか体験レッスンを受けるときにロブを打つなどして確認しましょう。

コーチの指導力やコーチとの相性。

体験レッスンを受けて合う合わないを判断する。
引用:Twitterより

コートスペース以外にはコーチの指導力やコーチとの相性が大切になります。いくらコートスペースがしっかりと確保されていても、レッスンを担当するコーチとの相性が悪ければ、せっかくスクールに通っても思ったような上達にはつながりません。

コーチの指導が腑に落ちるかどうか、楽しんでレッスンを受けられるかどうかは実際に体験レッスンを受けることである程度判断することができます。スクールを探している人は必ず体験レッスンを受けてから入会するかどうかを決めましょう

インドアコートはテニスライフに合わせて有効活用する!

テニスの試合はアウトドアコートがメインです。試合をメインに考えて練習している人は中々インドアでテニスをする機会はないかもしれません。しかし、雨などでアウトドアコートが使えないときでも練習できるインドアコートは非常に有益なのも事実です。

スクールに通う人にとっては天候に関係なく定期的にテニスができる場を持てるという意味で、インドアコートは非常に価値があります。インドアコートにはデメリットもありますが、ご自身のテニスライフに合わせてインドアコートを有効活用してみてください。