今回はテーマの通り、テニスにおけるフットワークの重要性、ポイントを紹介したいと思います。
私自身テニスを6年間経験しており、フットワークを鍛えればどんなに強いプレーヤーに対しても良い勝負をすることができると考えています。
良いフットワークとは?
個人的にお勧めなフットワーク方法は、相手選手のインパクトのタイミングで着地できるような小さいジャンプをすることです。
着地の瞬間はつま先から土踏まずぐらいが地面に接するのがベストです。
このフットワーク法はスプリットステップと呼ばれており、イギリスのプロテニス選手、アンディ・マリー氏も用いていることで有名ですね。
着地の瞬間に脚に力をため込み、バネのように地面を蹴ることによってベタ脚で構えている時よりも速く動くことが可能になり、相手が打つボールを見極めてからでもしっかり追いつくことができます。
スプリットステップの種類
スプリットステップには大きく分けて、「ラリー型」「レシーブ型」「アプローチ型」の3種類がありますが、今回はよく使うラリー型について詳しく紹介します。
ラリー型
ラリー型は最も使われているスプリットステップで、ベースラインでのラリーに用いられます。
特徴として、基本的には片足が先に着地し、左方向に走り出したい場合は右足を先に、右方向に走り出したい場合は左足を先に着地させます。
また、前方向に走り出す場合は左右どちらかの脚を体の後方に着地させます。
このステップでは、先に着地させた脚で地面を蹴りだすことによって、着地とほぼ同時に進行方向へ動き出すことができます。
このステップは着地後、ある程度長い距離を走るときに使われることが多いです。
トレーニング方法について
日常生活の中でも実施できるトレーニング方法として、つま先立ちを意識して生活する方法があります。
地面を蹴るときには、足の母指球と言われる部分を使いますが、つま先立ちを意識することで単純にふくらはぎの筋肉がつくだけではなく、母指球で地面を蹴る癖が自然と身に付きます。
テニスは脚を使うスポーツなので、脚を鍛えることでストローク時の踏み込みが安定し、より力強いショットが打てるようになる等のフットワーク以外でのプレー全体の質が向上します。
懸念すべき点
このフットワーク法を用いるにあたり、懸念すべき点は脚の疲労です。
1試合で何百回と小さなジャンプを繰り返すことになるため、乳酸が溜まり疲労感が出たり、体力不足でパフォーマンスが落ちることがネックです。
この点に関しては普段からジョギングをするなど、基礎的な体力をつけなければいけませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回解説した事をまとめると、「普段からつま先立ちで生活し、暇な時は走り、プレー中は跳びなさい」ということになります(笑)
全て実行できなくとも、徐々に自分のプレーに取り込んでいけたら嬉しく思います。
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