世界最高のビッグサーバーの呼び声も高く、2018年の年間サービスエース数はトップに、また自己最高となる世界ランキング8位を記録し、マスターズも初優勝するなど飛躍の年となったジョン・イズナー選手。最高のシーズンを終えたジョン・イズナー選手の2018年を振り返ります。
ジョン・イズナー選手のプロフィール
- 名前:John Robert Isner(ジョン・ロバート・イズナー)
- 生年月日:1985年4月26日(33歳)
- 出身地:アメリカ・ノースカロライナ州・グリーンズボロ
- 居住地:アメリカ・フロリダ州・タンパ
- 身長:208㎝
- 体重:108㎏
- 利き手:右
- バックハンド:両手打ち
ジョン・イズナー選手の経歴
ジョン・イズナー選手は9歳からテニスを始め、2004年からはジョージア大学の学生テニス選手として活躍し、2007年にプロに転向します。2010年にはハイネケン・オープンにてツアー初優勝を果たし、全豪オープンは4回戦に進出、ウィンブルドンでは二コラ・マウ選手と史上最長の試合となる11時間5分の死闘を制しこの年の年間サービスエース数1位にランクインします。
2012年はBNPパリバ・オープンにてマスターズ初の決勝に進出し、ロジャー・フェデラー選手に敗れるも準優勝を果たし、ウィンストン・セーラム・オープンでは大会2連覇を達成するなど活躍し、自己最高の世界ランキング9位に躍進します。その後も史上最高の呼び声も高いビッグサーバーとしてサービスエース数、サービスゲーム勝率などで常に高い数字を残しています。
ジョン・イズナー選手の家族
ジョン・イズナー選手は2017年にデザイナーのマディソン・マッキンリーさんと結婚しており、2018年9月には待望の長女が誕生しています。
ジョン・イズナー選手のプレースタイル
ジョン・イズナー選手の武器は何といっても208㎝の長身から繰り出すサービスにあります。時速253㎞を記録するほどの高速サーブで、セカンドサーブでもエースを狙っていけるのが強みです。サーブで相手を崩して点に結び付けていくスタイルです。
マスターズ初優勝・ATPツアーファイナル初出場!ジョン・イズナー選手の2018年は「キャリア最良の瞬間」
ジョン・イスナー選手は1月の全豪オープンでは初戦で敗退するものの、3月に行われたインディアン・ウェルズマスターズではジャック・ソック選手とペアを組みダブルスでマイク・ブライアン、ボブ・ブライアン組を破って優勝するなど調子をあげていきます。
マイアミ・オープンでマスターズ初優勝
3月に行われたマイアミ・オープンではマリン・チリッチ選手やチョン・ヒョン選手、ファン・マルティン・デル・ポトロ選手を下して決勝に進出し、決勝戦ではアレクサンダー・ズべレフ選手を破りマスターズ1000で初優勝を果たしました。
ウィンブルドンでは6時間36分の激闘に
7月に開催されたウィンブルドンでは、自己最高となるベスト4に勝ち残り、準決勝のケビン・アンダーソン選手との試合では史上2番目に長い6時間36分、計99ゲームという激闘の末、惜しくも敗退となりました。
ATPツアー・ファイナル初出場
7月16日には自己最高となる世界ランキング8位を記録し、7月後半に開催されたアトランタ・オープンでは優勝するなど好調を維持し、シーズン終盤にはドミニク・ティエム選手や錦織圭選手とATPツアー・ファイナル争いを繰り広げます。最終的にはファン・マルティン・デル・ポトロ選手が欠場したため、ATPツアー・ファイナルに初出場を果たし、結果は惜しくもラウンドロビン敗退となりました。
年間サービスエース数は堂々1位!
2018年シーズンのジョン・イズナー選手のサービスエース数は1182本で2位のケビン・アンダーソン選手の1070本を抜いて堂々の1位に輝いています。これは1試合平均のサービスエースが23本という数字になり、いかにジョン・イズナー選手が多くのサービスエースを出していることがわかります。
来シーズンのジョン・イズナー選手にも注目
世界ランキング10位で終えるなど、キャリア最良のシーズンとなったジョン・イズナー選手。来シーズンはグランドスラム優勝、ATPツアー・ファイナル本選出場など、未だ達成していない記録への大きな期待がかかります。
- 投稿者プロフィール
- 山岸
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