スノワート ビタス(VITAS)100ツアーレビュー!

最近、ジワジワ来ているスノワート(SNAUWAERT)
レビュー第三弾は、最新機種のビタス100ツアーについて書いてみたいと思います。

スノワートの歴史、こだわりについては、スノワート ビタス(VITAS)100レビュー!をご覧下さい。

ビタス(VITAS)100ツアーとは?

位置付け

引用:スノワート カタログより

スノワートには、スピン系の「グリンタ」、パワー系の「ビタス」と2シリーズがあり、
今回レビューする「ビタス100ツアー」は、パワー系の中でもベースラインプレイヤー向けのモデル「ビタス100」の競技者向けモデルという位置付けになっています。

デザイン

フレーム形状は、ビタス100同様、特徴的なペンタゴンフェイスになっており、好き嫌いがはっきり出る形状かも知れません。

左:ビタス100ツアー 右:ビタス100

フレームカラーもビタス100と同じくブラック×グリーンです。シンプルなデザインではありますが、グリーンのインパクトは大きいと思います。ブラックも単純なブラックではなく、グリーンが微妙に配合されたこだわりの塗装が施されていますので高級感も感じられます。ビタス100はバンパー部もブラックでしたがビタス100ツアーでは、バンパー部にもグリーンが採用されています。
スノワート社ラケットでは、バンパー部のカラーで一般モデルとツアーモデルを見分ける事が出来るようになっています。

スペック

フェイス面積:100平方インチ

ウエイト:300g平均

バランス:315mm平均

全長:27インチ

ストリングパターン:16×19

フレーム厚:23.99 – 26.17 – 25mm

グリップ:G1、G2、G3

推奨ストリング:サニーコア

推奨テンション:45-55lbs

価格:33,000円(税抜)

発売日:2020年3月

素材には、高品質な日本製(東レ)カーボンが使用されています。

カタログ上ではビタス100と同スペックとなっていますが、ビタス100には、フレームの12時と6時の位置に搭載されていたストリングの可動範囲を最大限に生かすとされる「スカーレットグロメット(SGT)」が、ビタス100ツアーには6時の位置のみの搭載となっています。

※スイングウエイトやバランスが若干、変更されているとの情報もあるようです

ビタス100ツアーを打ってみた感想

ビタス100同様にとても振りやすく、反発も強く楽に飛んでくれます。ビタス100ではフルスイングすると飛び過ぎる感がありましたが、このビタス100ツアーでは若干抑えられている分、安心してスイング出来ると思います。

高反発ではありますが、スピンも掛かってくれますのでコントロールはしやすいと感じました。

パワーもあり、面の安定性も高いため、ボレーも打ちやすくパンチの効いたボレーが打てると思います。
サーブも、スピードも出しやすく、特にスライスサーブはよく切れてくれます。

ビタス100ではちょっと飛び過ぎると感じていた方は、試してみる価値ありだと思います。

競技者向けモデルという事で、難しいイメージを持つかも知れませんが、楽に扱えるモデルですので、ベテランの方や女性の方、ジュニアプレイヤーでも問題無く使えると思います。
コンパクトなスイングでも十分なパワーを得る事が出来ますし、コンチネンタルグリップで打つプレーとの相性が良く、ダブルスプレイヤーにもオススメのラケットだと思います。

※ストリングは、スノワート サニーコア125を使用

参考

ストリング

サニーコア(SUNNY CORE)125/130
ナイロン芯糸にポリエステルコーティングを施し、マイルドかつ高いスピン性能を誇る「ポリマルチ」ストリング
価格:3,000円(税抜)

軽く、柔らかい打球感でありながら、ポリコーティングによるスナップバック効果でスピンも掛かりやすく、低年齢のジュニアプレイヤーや肘に不安を抱えるベテランプレイヤーの方にも是非試してもらいたいストリングです。

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