【テニスのマナー】テニスをするなら最低限知っておきたいマナーとは

テニスのマナー 出典:PRTIMES

テニスは、子どもからお年寄りまで楽しむことができるスポーツとして人気です。

これからテニスを始めるという人もいると思いますが、テニスには最低限知っておきたいマナーがあります。

そこでここからは、テニスをはじめる前に最低限知っておきたいマナーを紹介していきます。

これをマスターすればあなたも恥じないテニスプレイヤーの仲間入りができますよ。

プレイをスムーズに進めるためのテニスのマナー

テニスには、知っておくべきマナーがありますが、まずはプレイをスムーズに進めるためのマナーを紹介していきます。スムーズにプレイすることができれば、テニスの試合を清々しい気分で終えることができます。

リターン側は早く構えてサーブを待つ

テニスのプレイをスムーズに進めるためのマナーとして、リターン側は早く構えてサーブを待つということがあります。テニスでは、サーバー側とリターン側は呼吸を合わせてプレイをスタートします。

基本的にはリターン側がサーバー側に合わせるのがマナーで、リターン側が準備しないためにサーブが打てない…ということになると反則を取られることもあります。

プロ選手もサーブより前にしっかり構えて、サーブ側の選手がプレイを始めやすいようにしていますね。

私たちも見習って早く構えましょう。

ファーストサーブがフォルトしてもボールは拾わない

テニスでは、ファーストサーブからプレイが始まりますが、ネットにかかるかフォルトした場合には、セカンドサーブを打つことになります。

テニスのマナーとして、ファーストサーブがフォルトした場合でも、テニスのプレイをスムーズに進めるために、いちいちボール拾わずそのままセカンドサーブを打ちます。

ただし、ボールが足元に転がってきたり、隣のコートに入ってしまった場合には、すぐに拾いに行くようにしましょう。

相手を思いやるテニスのマナー

テニスを楽しくプレイするには、相手選手を思いやることが大事です。

プレイする両者が気分よくプレイするためにも、マナーを確認しましょう。

サーブの準備を始めたら静かにする

テニスの試合のときには、相手がサーブの準備を始めたら静かにするようにしましょう。

これはテニスを観戦する、もしくは応援するときのマナーで、相手が集中してサーブをするためのマナーです。

たまにいるのですが、相手がサーブに入ろうとしているときに、ヤジを飛ばしたり応援したりする人がいます。こういう行為をしてしまうと、相手は集中してサーブを打つことができないですよね。

自分がされても嫌だと思います。また、集中できないとサーブを仕切りなおすことがあるのですが、そうすると試合が長くなってしまいます。試合をスムーズに進めるためにも、サーブの準備を始めたら静かにしましょう。

最初と最後の挨拶はしっかりする

引用:PRTIMES

テニスは紳士のスポーツと言われますが、挨拶もマナーの1つです。テニスの試合前と試合後は、相手選手と審判に挨拶をします。これは相手選手をたたえるという意味と、感謝の気持ちを伝えるためのものです。

プロ選手は当然しっかりと挨拶を行っていますが、アマチュア選手になると意外におろそかになっている人もいるんです。

テニスの試合が始まる前の挨拶はみなさんしっかりするんです…でも、試合が終了した後の挨拶は雑な人がいます。試合終了後の挨拶では、勝敗がはっきりしているため、負けてしまった人は悔しい気持ちや自分のプレーの不甲斐なさにいらだちを感じ、挨拶が雑になってしまいがちなんです。

テニスの試合で負けると悔しいですし、早くその場を去りたいのは分からなくはないですが、しっかり挨拶を交わすのがマナーであり、相手への敬意の表し方なのです。

時間を意識してプレイする

テニスをプレイするときには、時間を意識してプレイするのもマナーのひとつです。例えば、テニスの試合ではポイントを取ってから次のサーブを打つまでの時間は20秒です。

20秒といってもイメージがつかないと思いますが、ネットにボールを拾いに行って数回ボールをつくとだいたい20秒です。でも、ダブルスだと味方同士で話し合いをする人なんかもいて、1分くらい経過していることもあります。

テニスの公式戦でなければプレイ間の時間はカウントされないことも多いですが、相手に配慮してなるべく早く次のプレイを開始するように心がけましょう。また、あまりに時間を延ばしすぎると合時間が長くなってしまいますし、相手の選手の機嫌も損ねる原因となります。

一方で、相手がポイントを確認しようとしているにも関わらずサーブを打ったり、まだレシーブの準備ができていないのにサーブを打ったりするのはマナー違反とされています。

公式な試合であればルール通りの時間でサーブを開始すれば良いのですが、テニス教室など趣味でするときには、相手のことを思いやって少し待ってあげるなどの配慮をしてあげると良いです。

テニスコート上でのマナー

テニスにはテニスコート上で守るべきマナーがあります。以下がその例です。

足元のボールに注意する

テニスでは足元に予備のボールや他のコートから入ってきたボールが転がっている場合があります。その場合には踏んでしまって怪我をする危険もあるので、プレイを中断してボールを取り除くようにしましょう。

プレイ中の移動はプレイが途切れてから行う

プレイ中にコートの後ろや横を通ると、気が散ってしまいプレイの妨げになることがあります。そのため、プレイ中のコートを横切るときは、プレイが途切れるのを待ってから素早く移動するようにしましょう。

隣のコートへボールが入ったらプレイが中断してから拾う

テニスでは、ボールが足元に転がったりしていない限り、隣のコートからボールが転がってきてもプレイを続行するのが通常です。

このため、隣のコートへボールが入ってしまったときには、すぐに取りに行くことは避け、プレイが途切れるのを待ってから一声かけてボールを取るようにします。

ボールを渡すときはワンバウンドさせて渡す

プレイ中にボールを相手選手に渡すときにもマナーがあります。ノーバウンドでボールを渡されたり、足元目掛けてボールが飛んでくると、ボールを受け取りにくいですよね?

このため、ボールを渡すときには相手の手前でワンバウンドするように相手が取りやすいボールで渡しましょう。

距離が遠い場合にはラケットで打っても渡しても問題ありませんが、変な回転をかけたり、強く打ち過ぎないようにして、相手が取りやすいようにボールを渡してあげましょう。

このように、テニスコート上では相手選手や周囲の人への気遣いを忘れないように行動しましょう。

まとめ

テニスにはさまざまなマナーがありますが、マナーはテニスをプレイしている選手や観客が楽しむためのものです。テニスを始めたばかりのときには、知らずにマナー違反をしてしまうこともあるかもしれませんが、やっているうちに体が勝手に動くように覚えていくものです。

テニスのマナーを勉強しつつ、マナーを守りながらテニスをみんなで楽しんでみてはいかがでしょうか。