【SX300について】
今回はDUNLOPラケットご紹介第1弾!
元々S・グラフ選手やJ・マッケンロー選手が使用しているラケットメーカーとして有名です。
一時SRIXONというブランド名称に変更をしておりましたが、2018年DUNLOP名称に戻し、復活を果たしています!
そんなDUNLOPが開発した、スピンラケットの常識を覆すSX300について掘り下げていきたいと思います!
【基本スペック】
Dunlopの黄色ラケットといえば、、、黄金スペック!(もちろん黄色だけではないですが、、、)今回も幅広い層の方に使えるラケットになります。
【主な特徴】
一番大きな特徴としては、より安定した飛びを実現するための弾道補正機能です。この機能によってユーザーは大きく2つの恩恵が受けられます。
更に安定した飛び
結論、弾道補正機能が実現される事により、飛びの安定性が約13%、スピン量が約3%増加しています。
理由としては、「スピンブーストテクノロジー」という技術を使用しており、ストリングが動く量と動く方向が異なる2種類の楕円グロメットを配置する事で、どの打点であってもボールの喰い付きやスナップバックの最適化を実現しているためです。
コントロール性能の向上
結論、先端部分のスイートエリアが約30%拡大し、オフセンター部分が減少しました。
理由としては、「パワーグリッドストリングテック」という技術を使用しており、ラケット面先端部分のマス目を約22%、中央部分を約2%大きくしているためです。
エネルギーロスの極小化
結論、従来のソニックコア素材よりも約46%反発性が向上し、振動を吸収して面ブレを抑える事が出来ます。
理由としては、「ソニックコアテクノロジー」という技術を使用しており、ドイツBASF社開発の高反発ウレタン発泡体材料であるInfinergy(インフィナジー)をフレームの2時10時に搭載しているためです。
この3点の機能を合わせた時、SX300のメリットはたとえ非力であっても力のある打球が打て、ミスが極限まで減る事が特徴になります。
【実際に使ってみた感想】
ストローク
結論、オーバーアウトになる事は少なく振り抜きやすかったです。
上に抜けてしまってアウトだと思った打球でも下に落ちたと感じる時が多く、
ランニングショットでも打球が持ち上がってくれるため、弾道補正の恩恵を受けれていると感じました。
また、スイートエリアで捉えられなくてもぐらつく事は少なかったため、安定したストロークができる事も良かったです。
しかし、フラット気味に厚く叩くと微妙に打球が持ち上がり、ストレートな弾道とはいかなかったため、フラット主体でゲームの組み立てをしていく方にはちょっと合わないかなと感じました。
ボレー
通常よりも早いタイミングで返球するため、スイートエリアで捉える事が(常に)難しいのですが、オフセンターに当たっても大きく面ブレしたという事は感じず、違和感なく狙った所にコントロールできるのは使いやすいと感じました。
サーブ
スピンサーブが一番ハマっていると感じました。
私もキックサーブが打てるほど、グリグリのスピンをかけることは出来ないのですが、今までにない跳ねと相手ボディへの差し込みが出来たため、スピン補正を感じました。
また、スイートエリアが広いからか、打ち損じをする事が少なく安定していたため、ファーストサーブの入りが良く、ゲームの組み立てがしやすかったです。
全体
スピン主体で組み立てると弾道補正の恩恵を受けられ扱いやすく、振動が伝わりにくい(ほぼ無い)と感じたため、腕の疲れが少なかったです。
あと上記には記載しなかったですが、スイートエリアが広いからなのか、リターンがしやすかったです。
自分が思ってたよりも良いショットが多く、非常に満足いくラケットでした。
【どのような方におすすめ?】
・スピン主体で攻めていく方
⇒弾道補正によりイージーミスが減るため
・ダブルスを中心にプレーしている方
⇒サーブ・ボレーの時に使いやすいため
・意外と初心者向け
⇒打球の軌道を上げて飛ばす事をアシストしてくれるため
【発売日・価格】
発売日:2019年12月11日
価格 :¥33,000(税抜)
【公式WebサイトURL】
https://sports.dunlop.co.jp/tennis/contents/sx_technology/
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