テニスサークルと聞くと、大学生のサークル活動をイメージする人も多いかと思います。しかしながらサークル活動は学生に限った話ではありません。社会人のテニスサークルもたくさんあります。今回はそんなテニスサークルの選び方について記事にしました。
テニスサークルとは?
日本では「サークル」は同好会という意味合いで使用されています。○○サークルという形で同じ趣味嗜好を持った人たちが集まるグループ・集団だと考えてください。
テニスサークルであればテニスに興味・関心を持つ人たちが集まるグループとなります。テニスサークルはテニスコートを確保してサークルメンバーで定期的に練習をしたり、テニス合宿やその他のイベントを企画したりするなどして、参加メンバーと交流を深めるなどの活動をします。
メリット・デメリット
サークルに参加することのメリット・デメリットは表裏一体です。サークルに参加すれば必然的に人との付き合いが増えます。人付き合いが好きな人であればメリットになりますが、人付き合いを苦手な人にとってはデメリットといえます。
また、サークルになると男女間も含めて、人間関係のトラブルが起こることもよくあります。サークルメンバーに対して迷惑をかけないように、お互いに最低限の節度を持った人付き合いが必要になることは留意しておくべきです。
サークルと部活動の違い。
サークルと部活動に違いはあるのかと疑問を抱く人もいるはずです。サークルと部活動の違いとして考えられることいくつか挙げておきます。
練習参加への強制力。
あくまでも一般論ですがサークルと部活動の違いは参加に関する強制力の有無です。
部活であれば基本的に練習をサボることはNGです。一方、サークルはあくまでも自分の都合に合わせて自由に参加するかどうかを決めることができるというメリットがあります。
活動目的の違い。
部活動とサークルでは活動目的が大きく異なります。
部活動であれば大会などで結果を出すことが主目的になりますから、テニスの上達が最優先されます。そのため練習もサークルに比べて厳しい場合がほとんどです。
一方、サークルは上達に力を入れる場合もありますが、それ以上にメンバーとの交流だったり、単純にテニスを楽しんだりなど、上達以外の面を目的とすることが多いです。
社会人の場合は部活動という選択肢は滅多にないはずですから、社会人サークルをどうやって見つけるかが重要になります。
サークルの探し方。
サークル探しの方法は大きく分けて2つに分かれます。ネットやSNSなどを通して探す方法と、知人から直接紹介してもらう方法のどちらかです。
インターネットやSNSで探す。
サークルによってはSNSアカウントやHPを作成し、広報活動をしている場合も多いので、インターネットで検索すると比較的簡単にサークルを見つけることができます。HPやSNSアカウントから直接問い合わせをして実際に練習に参加して、サークルに加入するかどうかを決めるのが一般的な流れです。
インターネットやSNSでサークルを探す場合、サークルを見つけるのは簡単というメリットはありますが、サークルの雰囲気や参加者のレベルなど実際に参加してみないと分からないというデメリットもあります。
人のつながりでサークルを探す。
一方、知人の紹介であれば活動地域やテニスレベルなど自分に合ったサークルに巡り合う可能性は高くなります。
人づてにサークルを探したくても、テニス仲間が限られている人は、テニスオフや草トーなどに参加して、テニスのネットワークを広げていくことがおすすめです。繋がりが増えていくと自然と自分に最適なサークルを見つけることができるはずです。
TennisNaviのテニスサークル検索。
TennisNaviにはテニスサークルの検索サービスがあります。こちらのサービスはまだ開始したばかりで登録サークル数は少ないですが、今後登録サークル数は増えていくはずです。
活動日やサークルメンバーの年齢構成、テニスレベルなど必要な情報が一目で分かるので、サークルを探している人だけでなく、メンバーを募集しているサークルもぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
サークル選びのポイント。
テニスサークルを選ぶときに重要になるのがサークルの活動目的です。自分が入ろうとしているサークルがどんなことに主眼を置いて活動しているのかはしっかりと見極める必要があります。
サークルの幹事や発起人が語る目的と、実際の活動内容にズレが生じているケースも極まれに存在します。もしも気になるサークルがあれば、実際に参加して自分の目で判断するのが一番です。
参考までにサークル選びの大きなポイントを2点挙げて説明します。
上達したければ練習中心のサークルを。
とにかくテニスが上達したい人は練習をメインに活動しているサークルを選ぶと良いです。その他にも学生時代に真剣にテニスに打ち込んだメンバーが多く、活動日程が比較的多いサークルもおすすめです。
テニスが上達するかどうかは、自分よりも上手いプレイヤーとテニスをする機会をどれだけ増やせるかが鍵です。練習メインでなくても、過去にテニス打ち込み、技術的なベースがしっかりとしている人たちと試合を通して打ち合うことができるのであれば、試合メインのサークルでも有益です。
逆に練習メインで活動日が多くても、参加しているメンバーに自分よりも上手い人が少ない場合は、上達を考えると効果は薄いので参加は見送った方が賢明です。
エンジョイ目的の人は練習以外のイベントの有無を。
テニス仲間を増やしたり、サークルメンバーとの交流を重視したい方は、テニス以外の活動の有無や、テニス合宿があるかどうかで判断すると良いでしょう。
テニスをしていれば少しでも上達したいという気持ちは誰もが持っているはずです。しかし、誰もが上達を最優先に考えているわけではありません。エンジョイ目的にテニスサークルを探す人は、実際にサークルの練習などに一度参加してみて、メンバーの人からいろいろと話を聞いて判断するのが一番です。
サークルの楽しみ。
わざわざテニスサークルに参加する必要があるのか?そんな疑問を持つ方にサークルならではの楽しみや魅力として考えらることをいくつかご紹介します。
団体戦
サークルの醍醐味の一つが団体戦です。個人競技であるテニスですが、サークル同士の団体戦は非常に盛り上がります。メンバーの試合結果に一喜一憂するのは団体戦ならではの楽しみです。
たとえ団体戦があっても参加メンバーとの交流が少ないと、応援に熱が入りません。せっかくサークルに参加するのであれば普段の練習には極力参加し、サークルの他のメンバーともコミュニケーションが取りやすいサークルを選ぶと団体戦を非常に楽しめるようになります。
合宿やその他のイベント。
テニス以外でもメンバーと交流する機会があるのもサークルの楽しみの一つです。あくまでもその人の気質にもよりますが、人と交流するのが好きで、テニス以外にも楽しみや面白さを求めたいという人にとってサークルは一石二鳥かもしれません。
サークルを有効活用してテニスライフを充実させよう!(まとめ)
地方でテニスサークルを見つけるのは大変かもしれませんが、都市部であれば人口も多く、数多くのテニスサークルがあります。自分に合ったサークルを見つけることができれば、テニスの上達、人との繋がりなど、あなたのテニスライフはより充実すること間違いなしです。
今のテニスライフに物足りなさを感じている人がいれば、新たな刺激を得るためにテニスサークルを探してみてはいかがでしょうか。
- 投稿者プロフィール
- 阿部亮平
最新の投稿
-
2021.8.28 テニスウェアの歴史とファッション
-
2021.8.14 グリップテープでテニスのフィーリングは大きく変わる!
-
2021.8.7 テニスの試合で使えそうなアプローチショットをいろいろとご紹介!
-
2021.7.31 テニスのリターンが苦手な人の共通点と改善方法。
コメントを投稿するにはログインしてください。