【もはや選手の性格!指を空ける?閉じる?ピストルグリップとハンマーグリップ】

みなさんこんにちは!

夏が終わりテニスシーズンに入ってきてますが、台風なども多くまだ雨でできないことも多いですね!
そんな時はオフコートでイメージや知識を広げるというのも一つの手段です!

さて、今日はそんな手助けが少しでもできればと思います!

今日のテーマはタイトルにある通り【ピストルグリップとハンマーグリップ】についてです!

【指一本の違いで大きく変わる!】

みなさんはテニスラケットを持つ際にグリップ(握り方)があるのをご存知かと思いますが

例えばイースタン、セミウエスタンなどグリップ部分に対しての握りの角度がありますね。

しかし実はそれらにプラスして指の形によってさらに種類が分かれて来るんです!

これらの握りの特徴を理解することによって、普段の悩みが解消されたり、レベルアップの手助けになるかもしれません!

さっそく特徴を見ていきましょう!

【ピストルグリップの特徴】

ラケットを握った時に人差し指と中指の間を少し空ける握り方。名前の通りピストルを持った時の指の形に近くなります。スクールなどに通ったことがある人はこれを教わることが多いかもしれません。

プレーの特徴としては全体的に「微調整したり変化を出したい時」には向いている握りになります。

例えばストロークではラケットヘッドを持ち上げやすく、回転を「意図的にかけたい」場合には良いです。逆にあまりかけたくない時は持ち上げを抑えて打てば回転量を少なくできます。

なお薄い握りが多いボレーではラケットヘッドがブレにくくなるため向いているかもしれませんね。

僕なりの感覚になってしまいますがコンチネンタル、イースタンなど薄めの方はピストルがやりやすいかと思います。

【ハンマーグリップの特徴】

ラケットを握った時に指を全て揃えて握り込み(指と指の間に隙間がない)、名前の通りトンカチを持った時のような形になります。

プレーの特徴としては、握り込みがしっかりするため、「パワーを出して当たりをしっかり出していく」ようなプレーには向いているかもしれません。

あとストロークに関してはウエスタンなど厚めのグリップの方は、ピストルと比べてラケットヘッドがより下がりやすくなり回転が「自然と」かかりやすくなります。ただし微調整が少し効きにくいので慣れないうちは難しいかもしれませんね。

ボレーでは厚めに握るタイプの人はこちらの方が面が安定します。(軟式ボレーに近い形ですかね?)

こちらはウエスタン、フルウエスタンなどの厚めな人はハンマーが向いているかもしれません。

【要は握りに合ったスイングができているか!研究してみよう!】

といった形で実は指の形一つ取ってもフィーリングがものすごく変わる!これがグリップの奥深いところでもありますね!うーん面白い!

しかしながらグリップの握りはその人の性格や個性です!必ずしも「こうでなくてはいけない!」ということはありませんので、最終的には自分の感覚に合ったものを使ってください!

こういった特徴を把握しておけば上達の可能性も広がるかもしれません!もし悩んでいる方は参考までに試してみては?

みなさんはピストル?ハンマー?どちらで握っていますか?