テニスをする人にとってテニスショップはなくてはならない存在です。オンラインショッピングを利用すれば簡単にテニス用具が手に入りますが、ストリングの張替えなど実店舗の需要は決してなくならないはずです。
今回はテニスライフをより充実させるためのテニスショップの活用法を記事にしました。
テニスショップとは。
テニスショップと一括りで言っても、個人経営のテニス専門店から、オンラインショッピングの専門店、「スーパースポーツゼビオ」や「ヴィクトリア」のような大型スポーツショップのテニス用品コーナー、そしてテニススクールに併殺されているテニスショップまで、テニスショップの種類はさまざまです。
スクール併設のテニスショップはスクールに通う会員向けの販売がメインになるため、今回の記事のテニスショップには含めずに話を進めていきます。
実店舗のメリット。
テニスショップを有効活用するのであれば、行きつけの実店舗を持つことがおすすめです。実店舗を持つテニスショップのメリットをまとめていきます。
スタッフの持つ豊富な情報。
テニスショップの最大の価値はスタッフの持つ知識や情報です。接客経験から得たさまざまなユーザーの意見や、メーカーから直接得る最新の情報を基に、適切な商品選びのサポートや提案をしてくれます。
テニスを始めたばかりで、テニス用品に対する知識が乏しい人は、実店舗に足を運んで店員さんと相談しながら商品選びをするのがおすすめです。
また、テニスショップの店員は実際にテニスをプレイしている人も多く、ユーザー目線で商品選びの相談に乗ってくれる店員さんもいます。
実際の商品に触れることができる。
商品を手に取って比較検討できるのは実店舗の大きなメリットです。ラケットであれば貸出用の試打ラケットを用意している店舗も多く、購入前に実際の商品を試すことができ、購入後に後悔することを防ぐことができます。
ウェアやシューズは同じサイズ表記でもメーカーによって微妙な違いもあるので、試着可能な実店舗はサイズ間違いを購入するリスクはほぼありません。
通いやすい場所に多い。
実店舗のテニスショップは公営テニスコートの近くや、主要駅から徒歩圏の場所などアクセスの良い場所にお店を構えていることが多いです。
もしも自分の生活圏にテニスショップがあれば、足繁くお店に通ってみてください。お店の店員さんと顔なじみになると、ちょっとした割引をしてくれたり、お得なセール情報などを教えてくれるようになる場合もあります。
テニス専門店と大型スポーツショップの違い。
テニスショップと大型スポーツショップの一番の違いは来店客数の差によって生じる接客の質です。
大型スポーツショップは来店客数が多く、お客さんの顔を全て覚えるのは難しくなりますし、スタッフごとに知識の差もあり、接客の質にどうしてもばらつきが出てしまいます。
街のテニスショップであれば、来店客数も大型店よりは少ないため、ある程度通うと店員さんとも顔馴染みになることできます。
常連になるとお客さんの使用ラケットからプレイスタイルまで把握してくれる場合もあり、ストリングの細かいポンド調整や新製品の提案など、テニスの上達につながるさまざまな情報を提供してくれる機会が圧倒的に増えます。
オンラインショップの活用法は?
オンラインショップは実店舗と比較するとどうしても接客面で劣ってしまいますが、オンラインのテニスショップも使い方次第では非常に有益です。
場所を選ばずに商品を購入できるのはオンラインショップの大きなメリットです。また、実店舗を構えるための賃料負担がないため、定価よりも少し安い料金でテニス用品を販売することができます。
消耗品であるグリップテープやストリングを購入する場合など、あらかじめ購入する商品が決まっているのであれば割安に商品を購入できるオンラインショップは大変便利です。
テニスショップの使い分け。
いろいろ述べてきましたが、テニスショップの使い分けは「接客」と「価格」のどちらを重要視するかで変わります。どういった考えでテニスショップを使い分ければいいかを説明します。
「接客」を重視してテニスショップを選ぶ。
「接客」の質は一般的にテニス専門店>大型スポーツショップ>オンラインショップとなります。
商品選びに失敗したくないとか、何を基準にテニス用具を選んでいいか分からない場合はテニス専門店を選ぶと良いです。購入価格に関してはオンラインショップと比べると少し割高になりますが、知識や情報・接客まで含めた価格と考えればテニス専門店の価格は決して高くありません。
「価格」を重視してテニスショップを選ぶ。
「価格」の安さでお店を順番に並べると、オンラインショップ>大型スポーツショップ>テニス専門店となり、オンラインが1番安く購入できます。
接客するスタッフの人件費や店舗を構える賃料がかからないため、オンラインショップは実店舗のお店に比べると数千円ほど安く商品を販売することができます。
テニス用具選びに自分なりのこだわりがあったり、あらかじめ購入する商品が決まっていたりする場合はオンラインショップを使うとお得に商品を購入することができます。
ちなみにラケットやテニスシューズなど、旧モデルとなった商品の場合、在庫処分という形で実店舗のテニスショップでもオンライン販売以上に安値で販売していることもあるので、少しでも節約したい方はたまに実店舗を覗いてみるのもおすすめです。
ストリングの張替えは決まったお店で!
定期的に必要となるストリングの張替えは実店舗が基本になるはずです。ストリング張りはお店よりも、誰が張ってくれるのかの「人」で選ぶべきです。
ストリング張りはお店が同じだったとしても、ストリング張りを行う人によって仕上がりに微妙な差が出ます。微妙な差でもプレイ中の違和感につながり、テニスのパフォーマンスにも影響が出ます。ストリングを張替えに出すときはなるべく同じ人に依頼するようにしましょう。
ストリング張りの技術についてはGOSENが「張人」という形で技術認定をしています。技術認定されたストリンガーが在籍するお店はその旨を表示していることが多いので、それを基準に張替え先を選ぶのも一つの手です。
テニスショップも自分の価値観やテニスライフに合わせて選ぶ。
テニスをする目的が人ぞれぞれ違うように、どこでテニス用品を購入するかも結局のところはその人の価値観次第です。誰にも当てはまる正解はありません。
ストリング張りはテニス専門店。グリップなどの消耗品はオンラインショップなど、目的に合わせて使い分けるのもありです。今回の記事を参考に上手くテニスショップを活用し、みなさんのテニスライフを充実させてください。
- 投稿者プロフィール
- 阿部亮平
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