テニスを通して得られるものは数多くあります。余暇としての楽しみや、健康維持、人との繋がりなど、テニスを始めることで多くのメリットを享受することができます。
今回はその中でもテニスを通して得られる人との出会い・人脈に注目してテニスを始めるメリットをお伝えしていきます。
社会人になると交友関係は限られる?
営業職など一部の仕事を除いて、社会人になると新たに交友関係を大きく広げることは難しくなります。多くの社会人が平日は職場と家の往復を繰り返し、休日は家族サービスや趣味、昔からの友人・知人との交流に時間を費やします。こんな生活では新しい知り合いや人脈を築くのが難しいのは当然です。
人脈を広げるには自ら行動する必要がある!
目的は何であれ、もしも新たな人脈を広げたいのであれば、自ら行動してこれまで知らなかった人に出会うきっかけや機会を作る必要があります。趣味を始めたり、交流会に参加したり、その方法は数多くあるはずです。
ただ、人脈という観点で考えると、テニスほど多種多様な人と新たに知り合える方法・手段はないのではないかと私は思っています。その理由を私自身の経験も踏まえてお話ししていきます。
人脈を広げるのに私がテニスを推す理由。
では私が人脈作りにテニスを推す理由を具体的に挙げていきます。
幅広い年齢層と知り合うことができる。
テニスは生涯スポーツであり、ジュニアから高齢者まで幅広い年齢層の方が一緒にプレイできる数少ないスポーツの1つです。
野球やサッカー、バレーボールなどは社会人になっても地域のクラブチームに参加したり、友人・知人とチームを作ったりするなどして活動することは可能です。しかし、参加できる年齢層もテニスと比べると限られ、社会人の競技人口もテニスに比べると少なく、交流できる人数・年齢層も限られてしまいます。
市民大会などではよく目にしますが、20歳前後の若者と60歳前後の高齢者が真剣勝負を繰り広げるテニスのようなスポーツは決して多くはありません。
損得を抜きにした関係作りが可能。
交流会などに参加することでも人脈を広げることは可能です。ただ、交流会に参加する人の多くは、何か打算があって人脈を広げようと交流会に参加している場合がほとんどです。お互いに損得勘定が働いての人脈作りでは良好な関係を築くのは難しくなります。
しかし、テニスを通して知り合うことが出来れば、あくまでもテニスをすることが目的でつながった人脈ですから損得勘定を抜きにした関係作りが可能になります。また、テニスという共通話題があることで、会話もしやすく、友好を深めやすいというメリットもあります。
実生活では知り合えないような人と出会うチャンスも。
私が思うテニスを通した人脈作りの最も大きなメリットは、本来であれば知り合うことができないような人と知り合うことができるところです。社会人になると意識しない限り、仕事関係以外で新たに知人が増えることはなかなかありません。
テニスをしていれば自然と知り合う人は増えていきます。加えて、テニスコート上では仕事の肩書は全く関係がないため、普段はプライベートで接点を持つような機会がない経営者や医師、弁護士などさまざまな職業の人と知り合うことができます。
あくまでもテニスがきっかけで知り合うわけですから、いきなり仕事の話をするようなことはありません。後になって相手の仕事の話を聞き、自分の知らない新たな知識や情報を得たり、仕事につながる知人を紹介してもらったりするなど、テニスきっかけだからこそ得られたものが私の経験上ではいろいろあります。
私が実際にテニスを通して出会った人とは?
参考になるかは分かりませんが、テニスをしていなければ出会うことがなかったであろう私が実際に出会った人たちの職業をご紹介します。
経営者
大企業の経営者と知り合うような機会が流石にありませんが、海外で事業を興していたり、美容室を数店舗経営していたり、飲食店のオーナーをしているような経営者と呼ばれるような立場の人とは何度もテニスをご一緒する機会がこれまでありました。
知り合ったところで何かあるわけではありませんが、ちょっとした世間話から仕事に活かせる話や、目から鱗の考え方を学ぶことができるなど、自分にとってプラスになった出会いは多くあります。
医師や弁護士などの専門職。
テニスをしていると医師や弁護士などの専門職の方と知り合う機会も意外と多いです。
元々の知り合いでもない限り専門職の方とプライベートで話す機会は普通ならなかなかないはずです。もしも自分の身体に不調が出たり、トラブルに巻き込まれたりしたときなど、その道の専門家に相談できるのは大きなメリットになります。
知り合いだからといって専門職の方にあまりに気軽に相談しすぎるのは良くないですが、本当に困った時に相談できる専門家がいるといないでは大きな違いです。
芸能関係者。
お笑い芸人、俳優、アナウンサー、裏方スタッフなど芸能関連の仕事をしている方々ともこれまでテニスを通して知り合うことがありました。有名無名の差はあれど、華やかな世界の裏話や苦労を聞けたりして、大変興味深かったです。
投資家。
既に仕事をリタイアして海外に移住し、投資1本で生活をしているなんて珍しい方との出会いもありました。その当時、私自身が投資に興味を抱いていたこともあり、いろいろと質問をしていたら、次に会ったときにその方が執筆していた本にサイン入りで頂くなんてこともありました。
普通に働いていたら20~30代の若者が専業投資家に出会うような機会はまずありません。こういう職業の方との出会いがあると、本当にテニスをやっていて良かったなとしみじみ思います。
上記に挙げたような珍しい職業の方々以外にも様々な業界の人達とテニスを通して私はこれまで出会ってきました。
趣味から人生を充実させる!
テニスを通して人脈を広げることは可能ですが、あくまでもテニスを趣味として楽しむというのが大前提です。普段からいろいろな方とテニスをしていて思いますが、やはり純粋にテニスを楽しんでプレイしている人の方が話しかけやすく、会話も弾みやすいのは紛れもない事実です。
趣味としてテニスを楽しんでいけば、自然とテニスの実力は伸びていきます。そして、テニスの実力が伸びることでよりテニスの上手い人たちと一緒にテニスをする機会が生まれ、より一層多くの人と知り合う機会が増えていきます。
テニスはあくまでも最初のきっかけ。
テニスを始めることで新たな知り合いが増えるのは間違いありません。しかし、人脈と呼べるような関係を作り上げられるかどうかは自分次第です。
自分で一念発起してテニススクールに通い始めるにしろ、知人に誘われて仲間内でテニスを始めるにしろ、出会った人に自分から積極的に話しかけなければ会話は弾みませんし、人脈も広がりません。
また、限られたコミュニティのみでテニスをしているだけでは人脈はいつまで経っても広がりません。もしも積極的に人脈を広げたいと考えているのであれば、試合に出たり、オンラインでテニスをする場を探して参加するなど、自ら行動を起こして多くの人とテニスをする機会を作ってください。
テニスナビを通して新しい一歩を踏み出す!
テニスナビで練習会やレッスンに参加することでも新しい人と知り合い、人脈を広げていく事は可能です。興味がある方はぜひ一度参加してみてください。
- 投稿者プロフィール
- 阿部亮平
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