世界トップレベルの地位に君臨する錦織圭選手ですが、いまだ四大大会の優勝はありません。そのため、錦織選手の弱点についても話題になったことがあります。
例えば、サーブの問題です。錦織選手はサーブに課題があるのでは?という分析は頻繁に行われていましたので、今回はその点について具体的に見ていきたいと思います。
なぜ錦織選手はビッグサーバーではないのか
最高世界ランク4位に輝いたこともある錦織選手ですが、彼はビッグサーバーではありません。
この点は多くの人の疑問だと思いますが、そもそも強いサーブを打てる要素は筋肉量だけではありません。
背の高さも大きく影響します。背が高いと、上から振り下ろすようにしてサーブを打てますので、威力が出やすいのです。
ジョコビッチやアンダーソン、ラオニッチなどのトップ選手はいずれもビッグサーバーですが、皆背が高いです。したがって、背が高いことによる利点というのは、170cm代の錦織選手には得られないことになります。
改善されたサーブ
確かに、以前の錦織選手ですとサーブが弱点でした。しかし、時を経るにつれて改善されていき、今では十分な威力のサーブを打つことができるようになりました。
この点は大きな成長と言えるでしょう。それに、錦織選手にはバックハンドとストローク戦という圧倒的な武器があります。
これらの要素がうまく発揮されれば、世界ナンバーワンも十分に狙えるでしょう。
課題はセカンドサーブにあり!
錦織選手の課題の一つとして、セカンドサーブがあります。あまり速度が出ず、緩いボールになりがちなため、そこを狙われてしまうシーンは何度もありました。
確かにミスのできないセカンドサービスは安定性重視にせざるを得ませんが、セカンドサーブに一定の工夫を加える選手や、ある程度の速度が出る選手も多くいます。
したがって、錦織選手もセカンドサーブにもう一工夫できれば、得点率は上がるでしょう。そうはいっても簡単な話ではありませんが、錦織選手ならやってくれるのではないでしょうか。
まとめ
錦織選手はビッグサーバーでないにもかかわらず、世界のトップクラスの地位にいます。これがいかにすごいことか、容易にはイメージできませんね。
ただ、世界には競合といわれる選手が数多くいますので、その人たちに対して圧倒的な実力を見せ続けるためにも、日々鍛錬を積む必要があるでしょう。
- 投稿者プロフィール
- 山岸
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錦織のサーブの弱点というより、打ち方自体が問題です。
冒頭の写真がすべてを表わしています。
肘が直角より開いた状態、からラケットを切り返して打っています。
普通はグリップを頭の後に持ち上げて、そこからラケットを切り返して打ちます。肘の角度は直角より鋭角になります。
普通はインパクトの後、前に弧を描くスイング軌道になるのに対して錦織は頭の前から急降下する軌道になってしまいます。
これではインパクトでいわゆる壁を造ることが出来ませんから強く打つこともコントロールも出来ません。またエネルギーを消耗してしまいます。
このような打ち方をしている選手は殆どいないのですが、ジョコビッチも2010年の錦織との初対決のときには同じ打ち方をしています。
しかし2011年1位になれた要素をWOWOWのインタビューにグルテンフリーと肘を直角より鋭角にした事と明確に答えています。
身長を言う前の問題です。
錦織と5センチ差のワウリンカは220キロを超えるビッグサーバーです。
錦織はテニス界で最も背筋の伸びた立ちフォームです。
それによる体幹力からして230キロは無理でも最速210キロ超えのサーブは十分可能だと思います。
錦織だけが違った打ち方なのですから、普通に変えれば良いだけです。
サーブスイングのスタートのグリップの位置の違い、 この根本的な問題を解決しなければ錦織のサーブは変わりません。
このサーブでこのランクにいるのですからサーブが変われば世界一は間違いないと思います。
そうなんだよなぁ。先に注目されてすげー期待されていたのは錦織圭の方だったんだけど今となっては完全に大坂なおみフィーバーだよね。つーか最近の日本人アスリートの功績って本当に凄いよね。ゆとり世代って芸能、スポーツの分野ではよかったんじゃ無いかと思っちゃうよね。錦織圭も弱点克服して大坂なおみ選手の後に続く功績を残して欲しい!