最近、ジワジワ来ているスノワート(SNAUWAERT)。
レビュー第五弾は、厚ラケのビタス105について書いてみたいと思います。
スノワートの歴史、こだわりについては、スノワート ビタス(VITAS)100レビュー!をご覧下さい。
ビタス(VITAS)105とは?
位置付け
スノワートには、スピン系の「グリンタ」、パワー系の「ビタス」と2シリーズがあり、今回レビューする「ビタス105」は、パワー系の中でも快適性を求めたプレーヤー向けのモデルという位置付けになっています。
デザイン
フレーム形状は、ビタス100同様、特徴的なペンタゴンフェイスになっており、好き嫌いがはっきり出る形状かも知れません。
フレームカラーはネイビー×ブルーです。ビタス100が高級感のある精悍なイメージであるのに対して、ビタス105はブルー系カラーを基調としているためか爽やかな感じを受けます。女性も選びやすいデザインになっていると思います。
色合いのせいか、ペンタゴンフェイスもあまり気にならないかも知れません。
スペック
- フェイス面積:105平方インチ
- ウエイト:285g平均
- バランス:325mm平均
- 全長:27インチ
- ストリングパターン:16×19
- フレーム厚:24.94 – 26.28 – 25mm
- グリップ:G1、G2、G3
- 推奨ストリング:サニーコア
- 推奨テンション:45-55lbs
- 価格:32,000円(税抜)
素材には、高品質な日本製(東レ)カーボンが使用されています。
ビタス100では、フレームの6時と12時の位置に搭載されていたストリングの可動範囲を最大限に生かすとされる「スカーレットグロメット(SGT)」が、ビタス105では3時と9時の位置に搭載されています。
横方向のスイートエリアが拡大される事で、ホールド性能を高めスピンも掛かりやすくなっています。
ビタス105を打ってみた感想
285gと軽量な事もあり、とにかく扱いやすいラケットです。
厚ラケと言うとボールが吹っ飛んでしまうというイメージがあり、普段通りのスイングではオーバーしてしまうかと思いましたが、このビタス105はスピンもしっかりと掛かりコートに納まってくれるため、その心配は不要でした。
楽に打ちたいけど、ある程度スイングもしてコントロールしたい方にはピッタリなラケットかも知れません。
ボレーは、スノワートラケットの特徴である面安定性の高さに加え、105平方インチのフェイスサイズという事で、安心感があり気持ち良く打てると思います。
サーブについては、力強いサーブを打つ事はあまり望めませんが、スピンやスライスの回転系サーブは打ちやすいため、安定したサーブを打つ事が出来ます。
コンパクトなスイングでスピンボールが打て、ボレーやサービスも打ちやすいですので、ダブルスをメインにプレイされる方には是非試して頂きたいラケットだと思います。
軽量で操作性も良いので、ビギナーの女性プレーヤーにも扱いやすいラケットだと思います。
参考
メーカー公式SNS
インプレ記事
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