PRO STAFF 97 V13.0とは?
メーカー説明
PRO STAFF V1.0を彷彿とさせるフィーリングかつ、現代のパワーテニスに対応しうるパワー、コントロール性能を併せ持つモデル。
デザイン
前作までは、『ベルベットペイント・コーティング』が採用されておりましたが、V13.0では極上の手触り(タッチフィーリング)を実現させたという『エラスティックペイント・コーティング』が採用されました。
個人的に『ベルベットペイント・コーティング』の肌触りは気に入っていましたが、剥がれやすく、剥がれると見た目がイマイチだと感じておりましたので、この変更は良かったと思います。
カラーは、艶なしのブラックが基調となっていますが、原点がキーワードとなっている様に、初期のPRO STAFFのイメージカラーである「赤」と「黄」がアクセントとして使用されております。
最近のウイルソンラケットのデザインの特徴として、トップ部にシリーズのイメージカラーが配色されておりますが、PRO STAFF V13.0に関してはカーボンの編み目がむき出しのデザインとなっております。また、トップ部のみ艶ありの塗装となっており高級感もあり、カッコいいデザインだと思います。
エンドキャップの『W』は、白字ではなく黒字になっています。
スペック
フェイス | 97平方インチ |
ウエイト | 平均315g |
バランス | 平均310mm |
レングス | 27インチ |
ストリングパターン | 16×19 |
フレーム厚 | 21.5-21.5-21.5mm |
グリップ | G2、G3 |
推奨テンション | 50-60p |
原産国 | 中国 |
販売日 | 2020年9月 |
価格 | ¥34,000(税抜き) |
315gのウエイトですが、バランスがトップライトですので、数字ほどの重さは感じないと思います。
V12.0には搭載されていたCV(カウンターベイル)は、V13.0では非搭載になっています。
インプレッション(まとめ)
学生時代にセント・ヴィンセント製のPRO STAFFを愛用していた筆者にとって、本モデルは是非とも使用してみたい1本ではありますが、残念ながら現時点では使用出来ておりませんので、使用された方のインプレをまとめてみたいと思います。
多くの方が感じているのが、打球感がクリアではっきりしているということ。
V12.0と比較して、そう感じている方もいらっしゃいますので、CV(カウンターベイル)が非搭載になった事も影響しているかも知れません。
あとは、思ったよりもボールが飛んでくれ、スピンも掛かってボールが落ちてくれるという事。しっかりとスイングし、スイートスポット(若干、トップ寄り)でボールを捉えた時には、驚くような重くスピンの掛かった良いボールが飛んで行きます。
ただし、パワーアシストはあまり期待出来ませんので、スイートスポットを外すと飛んでくれません。素直なラケットですので、このあたりはシビアです。
普段、黄金スペックやパワーアシストのあるラケットを使用されている方にとっては、PRO STAFFは難しいラケットというイメージを持たれていると思いますが、ピタッとはまった時に放たれる威力あるショットの爽快感は、本当に気持ち良いですので、一度は試して頂きたい名器だと思います。
85インチ時代のPRO STAFFを使用されていた方は、デザインを含めて手に入れたい一本ではないでしょうか。
参考
メーカー公式動画
インプレ記事
【ウイルソン】プロスタッフ V13.0 新作情報|インプレ・レビュー 2020/2021
【辛口評価】プロスタッフ97 V13.0 インプレ レビュー 【ウィルソン 使用者を選ぶ上級者向けラケット】
インプレ動画
- 投稿者プロフィール
- やまぎー
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