みなさんこんにちは!
前回までで往年のレジェンドプレイヤーの魅力や凄いところを語って行きました!記事を読んでくださった方本当にありがとうございます!
さて、僕はそんな有名選手の魅力をよく紹介して行っていますが
その中で時々ワードとして出てくる「オープン化」という言葉があります。これ、みなさん何の事かご存知でしょうか?
今日はちょっとした小話でプロテニスの歴史で大きなターニングポイントだったオープン化についてお話して行きます!
【テニス大会の主な歴史、その中には驚きのシステムがあった?!】
あまり長々と語ると歴史の論文になってしまうので、大きなポイントになるところをざっくばらんにお話します!
テニスの四大大会で1番古い歴史を持つのは、あの有名なウィンブルドン。そのスタートは1877年!
その他の全豪、全仏、全米もウィンブルドンに続き開催され、いずれの大会も100年以上の歴史を持っています!
その中で当然数多くのチャンピオンが生まれたわけですが…
実はこの四大大会、最初はズバリ!【アマチュアのみ】の大会だったんです!!当時テニスはプロとアマで出られる大会が分けられており、なんとこの有名なグランドスラムはプロは出られませんでした!
僕なりの考え方ですが分かりやすく言えば、これはよく私たち一般人が出る
「一般◯◯市民テニス大会」とか
「◯◯県一般テニス選手権大会」
を規模を大きくしたような感覚の大会なんです笑
これがオープン化以前の話!
しかしそれではいかがなものかと協会の方々が話し合い
1968年にグランドスラムをプロアマ関係なく全ての人が出られる(オープンにする)ようシステムを変更します!これによりプロ選手も参加可能になり、四大大会の価値がグッと高まったわけですね!
でも何でオープン化以降の方を基準として見ることが多いの?という事ですが
みなさんご周知の通りプロとアマでは、当然プロの方がレベルが高いですから、アマのみの大会というのは正直レベルが劣りますよね笑
それでは優勝した人は「本当にすごいのか?」というのが疑問に残ってしまいます。
さらに驚きですが、ウィンブルドンに至っては大会黎明期、実は当時のトーナメントは今のように平等な試合数、組み合わせに基づいたものではなく
「前年の優勝者は無条件で決勝進出、その他の選手はそれに挑戦するためにトーナメントを勝ち進み対戦権を得る」
というものもあったりなど、大会としてのシステムも公平なものがまだ確立されていなかったようです。
簡単に言うと優勝者にものすごくひいきしていたシステムだったんですね笑
今からすると考えられないですよね…
そんな理由から今のテニスの記録や偉業を語る上で、1つの大きな基準にしているのは「1968年のオープン化以降」というのが広まっているわけですね!
よろしければプロテニスを楽しむ際の参考にしてみてください!
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